今週のお題「祝日なのに……」
祝日なのに休みではない…というのは、建築業界の悪い慣習。
まぁ、最近では土日祝日お休みという会社も増えてきているようですが…
うちのような零細設計事務所は、平日は施工会社や役所対応、土日は住宅のお施主さま、祝日なんてのは「引きこもって仕事ができる日」という位置づけ(笑)
暇なときは毎日休みのような感じにはなるのですが、気持ち的には超不安^^;
そう思うと、休みは無くても忙しい方が良いのかなぁと思ったりします(笑)
そんなワタシですが、20日春分の日はちょっと違う祝日を過ごしました。
2021まちづくり会議 北海道建築士会
2021年北海道建築士会まちづくり会議 (h-ab.com)
実は、ワタシ。まちづくり委員会の道東ブロック代表委員でして、この日も委員として参加していました。
今回は、コロナ禍ですから、ZOOMを使ってのオンライン開催です。
木本さんの講演を拝聴するのは、昨年、釧路で行われたものに次いで2回目でしたが、やっぱり面白いし刺激になります。
講演の後は、4~5人に分かれてのグループディスカッション。ワタシはグループリーダー…緊張しました^^;
テーマは、ポストコロナでの魅力ある「まち」づくり。
ワタシのグループは、地域を釧路としました。
まずは、釧路ってこんなところ…というのを知ってもらおうと用意した資料。
これを作るにあたり資料を調べる中…ワタシもお勉強になりました(笑)
実は地元の人間って地元をよく知らなかったりするもので、今回のグループディスカッションでも「はっ!」と思うことがしばしば。
釧路人はよく「何にもないところ」と言います。
これは、謙遜しているわけでは無く、きっと…発見できていないのです。
大阪から長期滞在目的で釧路を訪れ、家を買って住み、今は住民票も移した(二拠点居住)という参加者の方は「釧路はとても良いところ。人も良いし、美味しいし、自然豊かだし、色んな楽しみがある」と言ってくれます。
実際、この方は釧路人より釧路の色々を知っていて、とても楽しんいます。
そして、ワタシ達も自分の生まれ育った地域を、良く言われるのは嬉しいものです。お話するとワクワクするし、自分も楽しみたいと思ってくるから不思議です。
東京在住の建築士の方は「釧路は田舎では無い、そこそこの都市なのだから、そこにある施設などをアピールするのも必要」と言います。
これには目からうろこでした。
全盛期の釧路を知っているワタシ達からすれば、そこから衰退した町という認識があって、どうしてもそういう見方ができなくなってしまっています。
そこが意外な盲点なのかもしれませんね。
海と山が近くにあって、野生生物や野鳥が普通に見られるけれど、医療やサービスを受けられる都市機能もある…となると、それはなかなかの好ポイントな高ポイント。
もちろん、このブログの過去記事にあるように
避暑地・避粉地という良いアピールポイントがある。
世界三大夕日という素晴らしい風景もある。
そして、近場に温泉もあって、阿寒と釧路湿原ふたつの国立公園がある。
車で3時間走ると世界自然遺産で国立公園の知床にも行ける。
プラス。都市機能もあって、例えば、障がいを持っている方でも医療的なサポートが必要な方でも、そのサービスを受けながら滞在できるという利点もある。
何よりも、外から来られた方に元気と刺激を貰うことで、そこに住む人が心豊かになれれば、その気持ちがより良いまちづくりに繋がる可能性が広がる。
木本さんの講演を聞いた後だからこそ、理解できたことなのかもしれません。
最近は、コロナ禍もあってか、インプットができていなくて干乾びそうだったたワタシにとって、とても美味しい水を頂いた感じがした祝日でした^^
悔やまれるのは…
皆さんに良いお話をして頂いたのに、上手に発表できなかったこと (´;ω;`)ウゥゥ
時間のない中、うまくまとめることができないスキル不足💦
しかも、ZOOMで…自分の声しか聞こえない無音の中での発表はキツイ(爆)
アラカンになっても精進することがあるのは嬉しいやら悲しいやらですけど…
とりあえず…精進して参ります(笑)