今週のお題「手づくり」
手作りと言えば、食事だったりセーターだったり・・・
今の季節ならチョコレートだったりを想像しますね。もしかすると今頃、チョコレートを湯煎している女の子もいるかもしれません。
もしかすると、手編みのマフラーを編んでる人もいるかもしれませんね。
一般的に、手づくりとは、そういうものを想像しますけれど・・・建築も実は、究極の手づくりと言えるかもしれない?とワタシは思うのです。
まず、建主の要望(話)を聞きます。
そのひとつひとつを考え整え、図面というカタチにします。
検討するための模型もワタシの正真正銘の手作り。
現場では、職人さんがレベルを測り、基礎の鉄筋を配し、型枠を取り付けます。
今では木材のカットこそ機械でのプレカットですが、それを組み立て、スジカイやファイヤーストップなど副資材も含めてカタチにするのは大工さんです。
屋根は板金屋さんが葺きますし、窓も外壁も職人さんがその手で配します。
内装のフローリングも大工さんが一枚ずつ貼っていきますし、壁のクロスやタイル、塗壁も職人さんがその手で仕上げていきます。
ね、そう考えると…建築、特にうちで手掛ける木造住宅に関しては、ほとんどが手づくりで進んでいくのです。
もちろん、現場で使う道具は進化していて、くぎを打つのも機械だし、クレーンも使いますし、図面を描くのもCADだったりしますけど、それは時代の流れというモノです。
職人さん手づくりのお家・・・そう思うと愛着も沸きますよね。
引っ越しをして2週間の明日。ママノキチにお邪魔してお話を伺ってこようと思います。