あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

ファミリーホームを地域として考えてみる

おはようございます♪



なにやら…天気予報に雪マークがつき始めた北海道 ^^;

予想最高気温も前日比-10℃?! 

いきなり寒そうですねぇ…まぁ、昨日が暖かかったのですけど。



でも、これからが、道内でも雪が少ない釧路の本領発揮(笑)

他の地域で雪が降っても釧路は降らない…つか、天気が良い♪

そんな釧路は、寒い冬でも意外と住みやすいところだと思います^^



さて、本日のタイトル…ちょっと硬いかな?…長文です ^^;

ここで言う、ファミリーホームとは「小規模住居型児童養育事業」のことで

里親制度の複数版…といった感じでしょうか。

保護者(養護者)が3人で児童を最大6人まで養育することのできる制度です。




何らかの事情で親が養育できないなどの理由で保護された児童の中の

約9割が児童福祉施設で育てられ、残りの約1割が里親の下で育てられている

というような事を今朝のTVで言ってました。



私は、以前から、この前身となる里親制度に興味を持っていました。

実際に知り合いで里親をされている方もいらっしゃいます。

その方を例に挙げると、シングルマザーが病気で育てられないという

幼児を里親として育てているそうです。



ここで疑問。もし、母親が育てられないのであれば、祖父母は?親戚は?

今の世の中、そういった人たちに頼れないという事情が多いのも現実。

なぜ、このような社会になってしまったのか…それは分かりませんけど

私たちは、その現実を受け入れなければならないのだと思います。



また、ある施設では保護されている児童の約7割が何らかの虐待が原因で

保護されているとういう現実も有ります。

虐待…その原因は色々有ると思いますが、ある方がTVで言っていたのは

「親になる教育を受けられないまま親になってしまう」というもの。



なに甘いこと言っちゃってるかな?

昔から、誰も親になる教育なんて受けてないけど立派に親になってる。

今の若い人は…。



こういう意見も聞こえてきそうですが…

昔と今とは、社会環境も住居の形態も、ましてや親との係り方も変化して

核家族が多く、近所付き合いも希薄になってしまっているという現実も

これらの要因になっているのではないか?と私は思うんです。



初めて親になった方が、周りからの協力を得られない不安って、想像以上に

大きいのかもしれない…と思うんです。

私自身は子供を生む機会に恵まれなかったので、多くは分からないのですが

そういう私が客観的に見て感じるのが…そういうことなんですね。



そういう環境をつくってしまった原因に、住居の在り方が大きく関係して

いるようにも感じるわけで、それを地域として見直せないのか?という

思いが、今回のタイトルとなりました。



ファミリーホームを増やすとか、そういうことではなくて…

児童の保護も大切ですけど、その親を保護する…ということに地域で

取り組めないものか?というものです。

保護という言葉は語弊が有るかもしれませんが…

地域の世代を超えた交流の中で、祖父母代わりであったり、兄弟代わりや

叔父さん叔母さん代わり、同世代の先輩に助けてもらう、助けてあげる…

遠い親戚より近くの他人的なつながりを持って支えあうことができれば

いくらかでも児童虐待や自殺や…そういうことが改善されないのでしょうか。



これからは、そういう交流をもてる地域をつくる住居環境というものを

整える都市計画。そういったことも必要なのかもしれません。



世代を超えたハウスシェアリング…そういう時代が来るかもしれませんね?



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