今日は午後から気温が下がってくるようですが
朝から雪が融けて春めいている釧路です ^^
さて、少し設計事務所らしい記事でも書きましょうか(笑)
日本全国、皆さんが住んでいる地域では「都市計画」という
この都市計画では、道路計画はもちろん
駅の付近など繁華街には商業系
工場など工業を推進したい区域は工業系
居住区域には住居系の用途地域が計画されます。
それらに伴い
緑地や公園、学校、保育所なども計画されます。
ただ、この都市計画。
古い大昔の計画がそのまま廃されずに残ってることも多く
有名なのは、東京都での昭和21年に計画されたという
環状第2号線でしょうか? ^^;
俗説もありマッカーサー道路と称されたと言われています。
その後、昭和25年に道路福音が40mに縮小され
高度成長期を経て、法改正による計画変更をしながら
平成14年に周辺地域の再開発も含めたカタチで
事業実施への第一歩を踏み出した経緯があります。
その幻のマッカーサー道路と言われた環状第2号線の
地上部の新名称が「新虎通り」に決定したのが昨年の話。
実に・・・これまで65年以上経過している計画です。
この例は大袈裟かもしれませんが、各地域でも同様で
私の年と同じらいの期間見直されぬまま残っているものも多く
時代遅れになってしまっている感があるのも現実です。
こういう都市計画は、どう決められるのか?というと
各市町村や都道府県などで計画作成した素案について
一般市民の中の有識者で構成された都市計画審議会や
まちづくり委員会、一般公募意見などでの議論によって
決められていくものなのですが、そこで生活をしている
人たちにとっては、余り知られていないことでしょう。
でも、この都市計画によって地価に差が出てしまったり
インフラ整備の進み方が変わったりすることもありますし
同じ建物を建てるのでも、法的規制が変われば
工事費用に差が出てきてしまうものなのです。
自分たちが住む町です。
自分たちが、そして自分の子供たち、孫たちが
快適に過ごしていくことができる街をつくるため
もう少し「まちづくり」にも興味を持ってみませんか?
そういう声が多く上がったら
「どこで決められているか分からない「?」のまちづくり」
変えて行けるのかもしれません。
都市計画にモノ申したいアナタ(笑)
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