あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

1月末日…少子化問題ってさ。

何ということでしょう!

今年も早1か月が過ぎ去ろうとしています^^;

そんな朝、TVから少子化問題に対する総理大臣の発言が問題だと流れてきた。

「出産育児休暇の時に、(その後のキャリアアップにつながる)リスキング(学び)を後押しする補助をする」というものらしい。

それに対して、子育て中(育休中)の人からの「そんな暇はない」「育児を軽く見てる」などの意見が噴出。

確かに。子供は怪獣だ。

たぶん、仕事をしている中でリスキングをできない人は、子育てに奮闘している中では無理だろうなぁと想像する。

そんな想像するワタシには子供がいない。産まなかったのではなく、自然に任せていたら産めなかった人だ。

そんなワタシだから何を言っても「子供がいない人にはわからない」と言われてしまいそうだけれど、逆に子供を産め(産ま)なかった人の気持ちは分かる(つもり)

女性の場合、若い頃、キャリアを積むことに必死な頃、子供を産む以前に結婚ですら躊躇することがある(と思う)

そんなキャリアを積んでいる最中の女性に「なぜ子供を産まないか」と聞いたら「子供を産むことで「産休育休の後、キチンと仕事に戻れるか不安」「世の中に置いていかれそう」という答えも少なからずあるだろう。

そういった女性に先の総理大臣の言葉を投げかけたら喜ぶかもしれない。少なくとも、「何も無いよりは、ありがたい」と、希望を持つだろうと思う。

でも、それを子育て中の女性にいうと「そんな暇はない」となり、それよりも児童や生活に対する金銭的な補助が支持される。

ターゲットを、これから子供を産むであろう人とするか、今子育て中の人にするかで対策や意見が大きく違うのでしょうけれど、それを一緒にしてしまうから問題になる。

きっと、両方とも必要なことなのだと思う。

もっといえば、今、小学生くらいの子が適齢期になった時に、不安や心配がなく、結婚出産ができるような世の中にするためには何をするべきかを考えなければ、少子化対策とは言えない気がする。

 

さぁ…何ができるか…まぁ、何をするにせよ税負担は増えるのだろうけれど。

 

ワタシが子供を産めなかった理由の一つに、晩婚だったからというのもあると思う。晩婚と言っても35歳だったわけだけれど、タイムリミットは確実に近づいてくる。

結婚は勢い…と、よく言うけれど、樹木希林さんが「結婚は若いときにしないと、分別がつくようになったら結婚はできない」というようなことを言ったとか。

本当にそうかもしれないなぁと思う。ワタシの場合、結婚はしたけれど、もし仮に10年前25歳で結婚していたとしたら子供を産めていたように思う。まぁ、もしかすると離婚なんてことも経験してたかもしれないけれど(笑)

 

ワタシ的に…ちょっと危険な考えかも知れないけれど。と前置きをして。

子どもは、産む人と育てる人が違っても良いんじゃないかな?と思う。

今でも、特別養子縁組や里親制度などが有るけれど、資格制限などを考えると、原則夫婦でなければならないなどハードルが高い。

もちろん、自分の子供を夫婦そろって愛情をもって育てることが一番。

でも、昨今の事件や事故を見ていると、本当の親に育てられるよりも幸せに育つ道があれば良いと思うし、そうあるべきだと思う。

女性は結婚をしなくてもシングルマザーになれるけれど、男性はどうなの?と思う。もしかすると、結婚はしたくないけれど子供が欲しいという男性もいるかもしれない。

子どもを授からない人もいれば、望んでいない出産をする人もいる。

もう少し自由に、育てたくて育てられる人が育てても良いと思う。そして、それが特別なことでは無くて当たり前のこととして世の中に認められたら良いなぁと思う。

世の中のみんなで子供を育てていける世の中になって欲しい。

 

コロナ禍によって、働き方や拠点の置き方も以前と変わってきているし、家族の在り方も変わってくるかもしれないと思うと、住まいの在り方、つくり方も変わってくるのだと妄想するのがとても楽しい。

あぁ、職業病だ(笑)

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