あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

つぶやき…130万円の壁?

半世紀以上生きていると、日々ぶつぶつと、つぶやきたいことも増えてくる。

昨日、ガラス越しの釧路の夕景

最近、ニュースなどで騒がれている130万円の壁。

インタビューでは「扶養になっているので、それ以上働けない」と答える女性。

でも正確には「130万円以上働いたら、税金面で損をするから働かない」だ。

テレビで説明される、夫がサラリーマンの場合の数字を見たら、年収129万円と130万円の1万円違いで20数万円手取りが減るということならば、確かに誰も損はしたくない。

 

自営業、個人事業主のワタシとしては、何ら影響のない話なのだけれど、常に不公平感は感じている。自営業者の配偶者にはこの壁は存在しない。国民健康保険料も所得に応じて計算された額がストレートにやってくる(笑)

 

昔の、夫が働いて妻が専業主婦ということが普通だった時代背景から、このような税制になっているのだろうし、課税も「世帯収入」として考えるから、なんだか今の時代にそぐわなくなっているように思うのはワタシだけではないはず。

 

個人が働いた分、購入した分について、個々が納税する。

世帯収入ではなくて個人。

住民税も健康保険料も全て個別に一人一人が負担する。

これじゃダメなのか?と思う。

 

結婚の形態や家族のカタチが変わってきているのだから、課税・納税の方法も変わっていかないとおかしいと思うのです。

 

子供は夫、妻、どちらかの扶養を選択して決めればいいし、専業主婦の保険料や課税は夫の収入で計算すればいい。

もちろん、子供や高齢者が家にいるから働けないとか、何らかの事情で誰かを扶養する必要があるとか、そういうケースに関しては、税率の控除や補助金の導入をしながら支援していく必要があると思う。

今の税制に対して何かを付け加えるとかじゃなくて、もっとシンプルに、そして抜本的に見直すことが必要なんじゃないかと考える今日この頃。

巷では…今日からインボイス制度が始まりました。

うちのような零細個人事業主にとっては辛くなるような気もしますが決められたことだから仕方ないのでしょう。なんだか腑に落ちないけれど。

 

税金のシステムは複雑すぎてワタシには難しいけれど。

シンプルに。不公平感なく税金を納められれば良いなぁと

あと3か月で今年が終わることにビビりながら思うのでした(笑)

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