おはようございます ^^
今日から3連休・・・って方も多いでしょうね?
とっても羨ましい (笑)
そんなアタシは、いつもの如くお仕事です ^^
あ、明日一日だけは、建築士会の行事のお手伝いの予定が。
なんでも、役割は受付接待らしのですが・・・^^;
そんな事がちゃんとできるのか、今から心配なアタシです(爆)
さて、世の中…色んな法律が出来ては消えていきますね(笑)
そんな法律にの中に、省エネ法というものがります。
正式名称「エネルギーの使用の合理化に関する法律」。1979年成立。エネルギーをめぐる内外の経済的、社会的環境に応じた燃料資源の有効な活用の確保を目的に工場や建築物、機械器具についてエネルギー使用の合理化に関する措置などを定めている。
その中で、建物も省エネルギーを心がけましょうということで
一定の大規模な建築物には規制や届けでの義務がありました。
その法律が平成22年に改正され
住宅でも300㎡以上の場合は、届け出が義務付けられました。
一般的な住宅で300㎡(90坪)を以上になることは、多くは無いのですけど
共同住宅(マンション、アパート)や、長屋、下宿だと義務が発生します。
どのような内容かというと、エコポイント水準に近い躯体の断熱性能や
ガラスの日射遮蔽率を確保するように『努力』しなさいというもので・・・
その内容を計算したり図面化して、所管行政庁へ届け出る義務があるというもの。
ここで…問題になるのは『努力』って何?ということ。
役所に電話で聞いてみた。
『これを規制と受け止めて、基準をクリアしなかったら建てられないのか?』
役所の担当者からの返答。
『確認申請とは連動していないので、あくまでも努力義務ですが…
でも、あまり基準より下回ると指導させて頂くことになると思います。』
『誰に指導するんですか?』
『その建物の申請者・・・お施主さんですね』
『その指導を受けると、確認申請が下りないとかってことですか?』
『いえ・・・確認申請はおりますし、建てることはできます。』
『じゃぁ、基準を下回っていたとしても、届け出を出せば良いのですよね?』
『まぁ…努力義務ですから…指導して後で付加してもらうのは可能ですか?』
『事業収支計算が変わりますから、無理でしょうねぇ…』
・・・・・・・・・・
担当者の方は、とっても丁寧に親切に調べながら解答してくれました。
でもね…
エコポイントの補助が無くなった今、断熱性能をそこまで引き上げるだけ
収支物件において、予算を組めるお客さんが果たしているのだろうか?
できれば、安価に建てて利回りをよくしたいというのが事業主の考えでしょ?
届け出に関しては、罰則規定がある(はず?)なので、届け出はするでしょう。
でも、「省エネ法で努力義務が~」って言っても通じないですよね?きっと ^^;
だったら、もう、法律で
「300㎡以上の建物は、断熱規制を守らないと建てられません」
としてくれた方がスッキリしますよね~(爆)
そしたら、そのお金がかかるもんだと思って諦めもつきます(笑)
あ、でもね…こんな法律作ったら、日本の伝統建築などが
建てられなくなってしまう可能性が大きいからダメですね^^;
どうも、色んな法律ができていくけど…中途半端。
どっちつかずのものが、一番面倒くさい(爆)
なんだか、エコポイントも復活するような感じだし…
どうも、法律に振り回されているような気がするこの頃です ^^;
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