おはようございます^^
今朝も、そこそこ凍れた釧路です。
さて、昨日の記事 住宅版エコポイント ~リフォーム~へ
なんか30万に吊られて工事しようって、あおるのがいやですね。 やり方間違ってないかい? by ひぐっつぁん
というコメントがありました。
これ…実は、私をはじめ建築士としては多い意見かもしれません ^^;
新築に関しては、今でも「ちょっと違うかな?」とは思いますし(笑)
次いでのコメント
エコポイント・・・・・って、素人にはよく分かんないなあ~ 要するに工事代金から政府が値引きしてくれる?つーことかな? ・・・・・で、本当に工事代金が安くなるのかな?(笑) by ゆーさん
これが、施主さんの本当の気持ちなんだと思います ^^;
例えば、営業に言われるがまま訳もわからず書類に印を押している…みたいな。
とういうことで、ちょっとだけ私なりの解釈で
少しだけ解りやすく説明をしてみたいと思います。
元々組み込んだ仕様の住宅で考えている方には、+α的にお得になるのでお勧めです。
また、できれば、省エネ基準の住宅に住みたい!と思っている方にも、選択肢が
広がったという点では朗報かもしれませんね。
ただし、この仕様にする為には、断熱や構造に、それ以上のコストがかかりますから
そこまでの仕様が必要では無い方からすれば、余計なコストUPに繋がります。
住宅って、人それぞれ【望むもの】に違いが有りますからね。
施主が【望んでいる住宅の仕様】は何か?というところで、均一に【これが良い】
とは言えない部分がでてきます。デザイン優先か、仕様優先か…などですね。
ただ、施主が【選択】できるように【情報】を伝え、助言できるような知識を
もたなければならないのが、建築士であったり、住宅営業だと思いますし
情報を得た上でメリットとデメリットを考え選択するのは施主だと思います。
尚、長期優良住宅の補助金申請(約100万円)をした場合などは
このエコポイント交付は受けられませんから、注意が必要ですよ。
本当にお得なの?…エコリフォームの場合 |
築年数が古く、アルミサッシで寒いから、樹脂サッシに変えたい…とか
どうでやるなら、外壁面の断熱なども替えたい!と思っていらっしゃる
方には、30万円(ポイント)を上限に…ですけど、少しお得かもしれません。
エコリフォームの場合は、窓の断熱改修につき○万ポイント
外壁や天井、屋根、床下の断熱改修につき、それぞれ○万ポイント
そして、上記どちらかに合わせてバリアフリー工事をした場合には
それに対して50,000ポイントを上限に加算されます。
これは、多分…築年数が古い家だと、高齢者の方が多いというのを元に
考えられた事だと思います。
できないのではないかと思いますので、問い合わせてみてくださいね。
で、最終的に…
住宅版エコポイントも、消費拡大政策の一環ですからね。
でも、あとで何も欲しく無いし、どうせなら工事費を安くしたい…という方に
朗報だったのが【ポイントの即時交換】です。
前もって申請することで、エコリフォーム以外の追加工事費用の一部として
即時交換(簡単に言ってしまうと値引きに近いかも?)できるというものです。
例えば、窓を断熱樹脂サッシに取り替えて、断熱材を取り替えるのと一緒に
外壁を貼りなおす、または屋根を塗りなおす…などを行なった場合に、その
工事費用にポイントを充当できるということですね。
どうでしょうか…少しは解りやすく書けたかな? ^^;
私も、まだまだ勉強中ですし、これは私の考え方なので違う意見も
有るかもしれませんが、そこはご容赦下さいね(笑)
さてと…
では、我が家恒例、日曜日の買いだしに行ってきま~す!^^