何かと世間を騒がせている住宅版エコポイント。
世間といっても、騒いでいるのは建築業界だけでしょうけど…(笑)
そんなエコポイントも概要が徐々に明らかになってきているようです。
本来なら、来年1月1日以降に…ということでしたけど
なんでも、12月8日に遡っての対象となるそうです^^;
昨日、発表になった内容としては…
エコポイント発行の対象 エコリフォーム •窓の断熱改修(内窓にサッシをつけて二重サッシにする、窓ガラスを複層ガラスに取り替えるなど) •外壁、天井又は床の断熱材の施工 ※これらに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合はポイントを加算することとします。 エコ住宅の新築 •省エネ法のトップランナー基準相当の住宅 •省エネ基準を満たす木造住宅
して、ポイントはどんな感じ?というと…
エコポイントの交換の対象 交換対象商品として、家電エコポイントと同様に、商品券、プリペイドカード、省エネ等に優れた商品などが対象となる予定です。ただし、発行されるポイント数も大きくなることから、交換対象を多様化する方向で検討しています。
そっか…これから検討するのね…^^;
で、新築の省エネ基準はどんなもの?というと…
消費者や事業者の皆様に行っていただきたいこと(エコ住宅の新築の場合) エコ住宅を新築してエコポイントを申請するためには、その住宅がポイント発行の対象であることを証明する書類が必要になります。消費者や事業者の皆様におかれましては、あらかじめ以下の書類をご準備いただきますようお願いいたします。この他、申請時に必要な書類については、決まり次第順次お知らせいたします。 •住宅性能表示制度(省エネルギー対策等級4)の設計住宅性能評価書、建築住宅性能評価書 •長期優良住宅の認定通知書または適合証 •省エネラベル(第三者評価)の適合証 •フラット35S(省エネルギー性能)の適合証明書
ほぉ…まぁ、簡単に言うと…次世代省エネ基準のようです。
でも未だ決まっていないのね?順次お知らせなのね?^^;
で、とっても注意が必要なこととして…
長期優良住宅普及促進事業 と 住宅版エコポイント制度の利用について 長期優良住宅普及促進事業の補助金交付を受ける者については、住宅版エコポイントの利用はできませんので、建築主等に対しエコポイントの申請を行わないよう周知徹底をお願いいたします。 (長期優良住宅認定基準に省エネ基準が含まれており、包括的に補助しているため。) なお、併用して申請した場合には、補助条件に違反したものとし、交付決定の取消、補助金の返還等の措置を講じることとなりますので、ご留意願います。
長期優良住宅という制度があるのですけど…
それの普及促進事業としての補助金申請とエコポイント申請は重複できない。
ということなんだとか…。
ここ、みんな今まで分からなくて、両方で130万円♪なんて思ってた人多数^^;
して、次世代省エネ基準にするのにコストがかかる。
だったら、もうちょっと頑張って長期優良住宅にして補助金100万の方が得?
いやいや…そこまでしなくて良いのなら、エコポイントで家電揃えた方が得?
なんて…そんな話が聞こえてきそうです^^;
制度自体としては、思ったよりもシッカリしてて納得できます。
エコポイントを申請するためには、住宅保証制度の認定なども
絡んでくるので、今まで以上に住宅の品質も上がるかもしれません。
ただね…実務をやるほうから言わせて頂くと…急すぎます ^^;
雲をつかむような状態で図面をつくる方の身にもなってください(笑)
これから色んな「え~~~っ?!」が出てきそうな住宅版エコポイント。
これからの情報に『耳ダンボ』にならなくちゃです(爆)