今年も残すところ１０日を切りましたね。
ありがたいことに新しく声を掛けて頂いたり…滞っていた仕事が動き出したり、進んでいる仕事が思いのほか手がかかったり…え”ぇ～～～っ！？ってことも有ったり（笑）で、気持ち的にも物理的にもバタバタした年末になっている櫻ですが、それでも刻々と年末は近づいてきています…^^;
今年は新型コロナウィルスのせいで色々と予定通りに過ごせなかった方も多いと思います。
家づくりに関しても、３月の住設部品の不足による納入遅延に始まり、ショールームに行けなくなったり、打ち合わせができなかったりと思うように進められなかった方も多かったのではないでしょうか。
そんな中、ハウスメーカーや工務店の営業を始め各メーカーのショールームもリモートによる打合せや、バーチャルで体験できるようにするなど、家づくりをなんとか進めようとしています。
とあるハウスメーカーの営業曰く
「今時はリモートによる打合せが当たり前。それで十分だし問題は無い」とのこと。
そうかなぁ…それだけだったら、ワタシは不安でたまらないかも。
もちろん、今までもメールや資料のやり取りで話を進めたことは何度か有りましたけど、やっぱり施主の本意は直接お会いした時に伝わってくることが多いものです。
打ち合わせを重ねる中、会話中の目線や言葉のニュアンスから感じ取れることや、会話の中から溢れてくる思いや、こちらから質問して話すことで夫婦間でも初めて知った好みや要望が発見されたり、自然に変化したり…こういうことは、リモートではうまく引き出せないように思います。そうなると、ベストなプランづくりは難しい。
家づくりには色々なカタチが有りますし、ご家族の関係性にもよりますけれど、将来の生活スタイルを含めてお互いを思いやって考えることって多いものです。そして思うあまりに方向性を誤ってしまうことが稀にあります。そういうところを解決するかしないかで出来上がりは大きく変わることもありますから、一緒に考えながら話し合うことはとても大切なことです。これがリモートではなかなか難しいのです。
櫻では、初めての打ち合わせからお引渡しまで平均１年～１年半。
工事着工までの約半年は、平均２～３時間の打ち合わせを月に１～３回。
着工後は工程にもよりますけれど、月２～３回一緒に現場を見に行きます。
もちろん、新型コロナウィルス感染防止対策を行っています。
それでも、ここまでリモート会議や打ち合わせが手軽になったのは凄い進歩です。リモートだけでは不安があるけれど、お会いする回数を減らすことは可能ですから遠方からの依頼などは今までよりはスムーズに進められることでしょう。
あとはワタシが、その時代の流れについていけるかどうかの勝負です（笑）
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