あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

波に飲み込まれてしまわぬように…

今週のお題「2020年上半期」

 

今年も あっという間に半年が過ぎ7月も既に19日目。

1月

とある新年会のハンドベル演奏に参加することから始まった2020年。会議も新年会も、もちろん仕事も普通にやってましたね。「今年も気が付くと12月~なんて感じで1年が早いんだろうね~」笑って言っていたものです。

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啄木・雪あかりの町・くしろ

2月

標茶町隈研吾氏の講演会に参加することから始まり、総会とかワークショップとか研修会とか、新築の打ち合わせなども結構忙しく活動していましたが、北海道でも新型コロナウイルスクラスターが発生するなどして28日には国に先立って緊急事態宣言が出され、基本的には外出制限となる自粛が要請されました。

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建築士会女性委員会 防災ワークショップ

3月

緊急事態宣言の中でも現状進んでいる仕事は止めるわけにもいかず…4月の新築住宅の引き渡しを目指してラストスパート!新規新築の図面打合せも進む中、会議やワークショップなどは全面的に中止となってきました。各住設メーカーの納品が遅れるなどの影響も顕著になりはじめたのもこの時期でした。

高齢で加療中の母がいることもあり、朝の検温から始まる毎日。自分の平熱が低いことを知りました(笑)

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4月

北海道の緊急事態宣言は3月19日に一旦解除されたものの外出自粛は継続している中、新築住宅の引き渡しも無事に終わり、ホッとしたのもつかの間…新型コロナウィルスの感染者は増え、7日に政府からの緊急事態宣言が発令され経済が止まることになりました。在宅勤務やリモートなど業務体制が変わり、ショールームなどの営業やサポートもできない、見積も遅れまくり…という感じになり、企業も試行錯誤をしていた時期かと思います。

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5月

 緊急事態宣言はいつまで続くのだろう…という不安の中、話題といえばアベノマスクと特別給付金がどうなっていつ届くのか。あとは毎日のお家ごはんの話(笑)
外出自粛は相変わらず続いていたけれど仕事で外に出ることもシバシバでしたけど、全国的に感染者が減ってきていたし、何より、ここ釧路での感染者が5/17以降は出ていないことへの安心感がありました。そうして25日に緊急事態宣言が解除されました。

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6月

コロナウィルスへの対応方法も少しずつ分かってきて、マスク着用やソーシャルディスタンスを保ちながら、新北海道スタイル、今までの普通とは違う「日常」を過ごすことになった6月。マスクや消毒薬も普通に買えるようになって、リモート会議はもちろん、普通の会議も「1人/4㎡+時間短縮」で復活。住設のショールーム予約制で検温消毒をした上で営業するようになり、このまま新スタイルでの日常が戻ってくるような気がしていました。

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そして、後半戦が始まった7月。

東京では1日の感染者数が300人に迫る勢いで更新され、感染者が少なくなってきていた札幌でも昨日は13人と徐々に増えてきました。 どちらもホストクラブやキャバクラなど「夜の街由来」とのことですけれど…いかに「無症状感染者」が多いという結果なのだと思います。本当にいやらしい性質ですね、このコロナウィルスは。 

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グスベリの実がつきました

前からこのブログで書いているように、ワタシの母は呼吸器系の癌を患っている高齢者です。もしワタシがどこかで感染したら、毎日食事を共にしている母に確実にうつってしまいます。そうすると命にかかわります。

ワタシ世代の人たちには多い悩みかもしれませんね、これ。

施設に入ったら…入院したら面会ができないという歯がゆさがずっと続いてますし、そこが確実に安全な場所だとは限らないわけで、どこにいても感染リスクは伴います。だからといって「仕方ない」や「運命」などと命を割り切ることはできません。

 

そんな中、マスクをしていない人たちも増えてきたように思います。きっと、最初のころよりもどこか…周りに感染者が出ていないという「根拠のない安心感」があるのかな?と思ったりもしますが…。一昨日、釧路でも2か月くらいぶりに感染者が出たことを考えると、最低限、マスクは必要と思ってしまいます。感染者は中学校で給食の配膳をしていた女性らしいですけれど、どこから感染したのかは発表はありません。

 

今のところあまり影響を受けていないワタシの仕事ですが、これからの経済状況による影響が今後、半年…1年…と、どのようにでてくるのか…少し…いえ、かなり不安はあります。これは建築を生業にしている人たちに共通することかもしれません。

 

直近でワタシが悩んでいるのは、8月初旬に札幌で行われる会議への出欠と…ショールームの見学。そして、もっと悩んでいるのは、工業高校からのインターンシップの受け入れをどうするのかです。

特にインターンシップは受け入れたいのは山々なのですが…若者の無症状感染者が多いことを考えると感染リスクが0ではありませんし、それよりも怖いのは、もし万が一…その期間後すぐに、学校などでクラスターが発生したりした場合には、感染発症はしなくても、濃厚接触者となれば2週間?自宅待機で仕事ができなくなる可能性も有るということです。

個人事業主は全てが自己責任ですから、リスクは回避したいところです。が、後進の育成と考えると、できることなら受け入れたい…とても悩むところです。きっと感染状況を見ながら締め切り直前まで悩んで決めることになりそうです。 

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7月、仕事場からの夕焼け

この先、経済活動を止められないとするならば、感染もまた止められないのかもしれない。もしかすると、このウィルスは地球上に溢れてしまった人間を淘汰するために生まれたものなのではないか?とさえ思えます。でも、歴史的にもそれが繰り返されて今が有るのでしょうから、人類はこれからも乗り越えていくことでしょう。

 

 2020年は後半戦もまた、このいやらしい新型コロナウィルスとの戦いの日々なのでしょうが、感染を予防することに試行錯誤しながら、ワクチンや特効薬の開発を待つ…という感じになるのでしょうか。

 

自分の生活環境の周りにおこる小さな波や大きな波。その波に飲み込まれてしまわないように、両足で踏ん張って頑張る!それしかなさそうですね。

 

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