いじめは人間の世界だけではないらしい。
動物の弱い者いじめは生存競争である…という説もある。
確かに…野生動物の母は我が子でも生きられないと分かると放置したり殺したりもするという。でも、弱ったものに優しくする動物もいれば、放置された子供を救おうとしたりもする。
人間もそうだ。
動物と違うところは、それに金銭だったり評価だったり、プライドだったり、しがらみだったり…そういう価値観や感情が入り込んでくること…だと私は思う。それが知性なのかどうかは分からないけれど。ただ言えるのは、動物が生存競争の中、いじめや虐待や放置をすることを、恥ずかしがらないだろうし隠ぺいはしないだろうけれど、人間はそれを「やってはいけないこと」と認知するし、バレると恥ずかしい（自分の価値が下がる）から隠ぺいするのだろう…ということ。
子供の頃、ワタシはいじめられたことがある。少し子供らしくなく、かなり生意気だったワタシだもの仕方がない。ただ、時期的に身体を壊して入退院を繰り返していた時といじめの時期が重なった時には、小学生ながら、いささか参った記憶があるけれど、それはかなり動物のいじめの状態と似ていたんじゃない？と今となっては思っています（笑）
さて、ここのところ世間を騒がせている教師同士のいじめ。
今までに話には聞いたことが有った「職員室でのいじめ」ですけれど、ここまで馬鹿げたいじめがあるとは思いませんでした。やってることが…そこら辺のおバカちんがやっているような内容なのには呆れてしまいます。激辛カレーを食べさせて何が面白いんでしょう？学生のノリで…いい大人が何をしてるのか。
そして、それを見て見ぬふりをしていた周りの教師、事実を隠蔽しようとした学校って何を考えているんでしょうか。というか、何も考えていないからこうなるのかしら。こういう人たちが子供を教育してるなんて恐ろしいことですよ。
ワタシの友人にも、身内にも、そしてお客さまにも学校の先生はおりますけれど、そんなことをしそうな方は一人も居ません。どちらかというと、そういうことを正そうとするような意識の人が多いので、そういう先生はこの一連のニュースを見てさぞ怒っているのだろうと思います。もっと怒れ！真面目に頑張っている先生たちよ。
ただ、家を建てる大工さん（工務店）の人たちに古くから言われている「気を付けなければならない施主」の中には「学校の先生」というのが入っているのも事実です ^^;
昔、その理由として「内にこもる組織に長くいると一般常識が通用しないことが多くなるから」と聞いたことがあります。なので、実は「警察官」っていうのも入ってたりするんですよ…ここだけの話ですが（笑）
ただねぇ…世の中、誰かをいじめていないと気が済まない人も居るわけで…。20代の時に勤めていた設計事務所の所長がそうでした。とっても良い人なのに…何かのきっかけで誰かがいじめのターゲットになります。そして、その人が辞めると、また何かのきっかけで違う人がターゲットにされるということがありました。
考えてみたら、人間の歴史の中では身分制度によって弱いものを作ることで、統制を保っていた…みたいな部分が各国でありました（あります）から、そう考えると…いじめは無くならないのかもしれません。
子供の頃、いじめられたワタシですけど、同時期にいじめを目にして見ぬふりをしたことがあり、今考えれば…と思うこともあって、とても後悔しています。だからというわけではないですけれど、いじめは絶対にしない方が良いものという思いが強くあります。
人間だもの、相性的に合う合わないは絶対にあります。人として心が強い人と弱い人がいるのも事実です。要領が良い人も悪い人もいて当然です。
それでも、少なくとも、ワタシの周りでは「いじめ」は無くしたいなと思います。まぁ、もういい大人だし…ですね( *´艸｀)
最後に…新しく始まったドラマ「同期のサクラ」
この、バカ正直でまっすぐなサクラを応援したくなっちゃいました（笑）このドラマ、今後、どう展開していくのか分からないけれど…良いものは良い、ダメなものはダメって自分に素直になれるって、なかなかできることじゃないですよね～。
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