先日、四国から釧路に移住されてきた方に
「みなさん、生野菜は洗って、そのまま食べているんですか?
エキノコックスへの対処はどうされているんでしょう。」
ごめんなさい。
正直言って、あまり気にしたことが無かったです…ワタシ。
移住先である今建築中のお家の付近はとても素敵な緑の場所。
当然、キタキツネの通り道があります。
確かに…中学生の頃、キタキツネを捕まえたらお金がもらえるような話も
記憶に有るので駆除を進めていたのだと思いますが…
釧路人にとっては、キツネがどこにいても珍しくないし
山菜や家庭菜園でできた野菜などは普通に食べていますし
周りの人がエキノコックス症にかかったという話を聴いたことも無いので
あまり気にしたことが無いというのが本音。
でも、これも良い機会。少しお勉強してみました。
◎エキノコックス症とは?
エキノコックスという寄生虫が原因の感染病で、道東では1965年以降に発症が確認されています。エキノコックスが寄生した野ネズミを食べたキツネや犬の糞に含まれるエキノコックスの卵を人の体内に口径で感染すると、最終的に肝臓に寄生し最悪の場合は死に至るという恐ろしいものです。
詳しいことはリンク先参照:北海道立衛生研究所のHPより
◎エキノコックス感染の予防は?
ワタシが普通に知っていることといえば、沢の水はどこかでエキノコックスの卵が混入しているかもしれないから飲まない方が良いとか、山菜や野菜はよく洗うか、できるだけ火を通した方が良いとか…外で飼っている犬には口を舐めさせない…とか、その程度でした。今も、予防方法としては、そんな感じしかないかもしれません。
ただ、自然と共生していく中で、できるだけ感染源を遠ざけるために必要なこととしては、キツネをはじめとする野生動物にむやみに餌を与えないことが必要なのだと思います。近くで見たいから、可哀そうだから…といって餌付けをしてはならないのです。
実際、観光客がくれる餌を目当てに観光バスや車がくると近寄っていくキツネをよく見かけます。そうやって人間を恐れなくなった野生動物は交通事故などで死んだりしています。共存共生するために、野生動物は野生のままでなければなりません。
あ、話が逸れてしまいました…戻します。
◎定期健診
恥ずかしながら…今回調べてみて初めて知ったのですが、検診を「無料」で受けることができるそうで、5年毎の検診を勧めているようです。
どうやら、完全予防を考えるより
定期的に検診をした方が良いのかもしれませんね。
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