世の中、コロナウィルスの話題で持ちきりの中、記録的な大雪の後の豪雨で避難準備水位に達した釧路川による災害が気になる釧路地方です。
3月6日 降り始め…
3月7日 70センチ強の降雪
3月11日 大雨の後…雪が消えた!
大雨は解けた雪とともに川へ流れ、釧路川の水位が「氾濫危険水位」「避難準備水位」に近づき、標茶町での避難指示をはじめ、所々で道路が通行止めになり、JRは特急を始め運休になっています。
先ほど、厚岸町の役場から提出していた確認申請がおりたと連絡が来たのですが、どうやら…国道が通行止めになっているところがあるようで、受け取りに行くのは明日の方が良いかも…というお話でした ^^;
釧路市内でも、冠水による通行止めが発生しているようですので、ご注意ください。
そんな本日は、3月11日。
9年前の今日14時46分。施工会社との打ち合わせの最中に気持ちの悪い大きく長い揺れがありました。のちに東日本大震災と呼ばれる地震でした。
打合せを早々に切り上げ、避難準備をして、少しだけ避難。幸い、私の住むところは被害が無く無事でしたけれど…連絡が途絶えた東松島の友人を心配しながらも…TVから流れる津波の映像や原発の事故の様子を眺めながら、東北に工場がある建築資材の流通がストップしたことによる工事の遅延などを心配する日々を送っていたのを思い出します。
幸い友人は無事で、1年後に友人の案内で回った被災地は…何もかもが茶色い印象でしたけれど、3年前に再度訪れたときには、復興が進んだ様子を見ることができました。
大きな地震災害が起きるたびに、建築士として地震と津波の恐ろしさを知り、開催される様々な講習会やセミナーに参加して、この地震により新設された制度や改正された法律を勉強し、今に至るわけですが…やはり年月が経つにつれ、風化…ではないですけれど、意識が低くなっているようにも感じています。
日本列島各地で、大きな地震が起こるリスクはかなり高いのです。
地震だけではなく、河川氾濫、内水氾濫による洪水や一昨年に北海道で発生したブラックアウトもそうですが…今までの教訓を生かして自分を守る防災、減災を各家庭で今一度見直すことが大切かもしれません。
改めて、震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。
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