本日は大安吉日ということで地鎮祭でした。
木造2階建ての住宅「ピュシス・N」です。
このブログでは、過去の作品がカテゴリー(*付のもの)別に記事になっています。全て、工事名別となっているのですが、それらの名前の殆どは、その建物のコンセプトや施主の思いなどが反映されたものになっています。
今回、施工会社の営業から「工事名はどういう意味があるんですか?」と聞かれました。確かに…今までにないくらい「はてな」な名前かもしれません(笑)
ピュシスは、古代ギリシャにおいて「自然」とか「宇宙の普遍的な秩序」「本性」の意味があり、それと対立するものとして、ノモス「法律や慣習」「人為的で可変的な秩序」「道徳」という意味が有ります。ギリシャ思想のお話です。
今回の施主さまを始め、私もそうですが、一歩外へ出るとノモスに縛られるというか…特に法にかかわる仕事をしていると尚のこと重要なこととなり、それが全てになりがちです。
施主ご夫婦と最初にお話ししたときに「休みは家にいることが多い」という話もあったことから、家にいるときには自然素材の中で自然体で生活できるように…という思いでピュシスと名付けました。心からリラックスして欲しいと思っています。
ピュシス・N。
内装は無垢フローリングと漆喰塗。白いガルバリウムと杉板貼のスッキリした外観。来年3月末の完成を目指して来週着工です。
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