あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

繋がらない権利?

なるほど…と思いました。

繋がらない権利。

 

コロナ禍でテレワークが進む中、仕事時間外に送られてくるメール等に対応するのは時間外勤務になる。という観点からの繋がらない権利ということのようです。

そうか…そういうことがプレッシャーになるんだ…とちょっと驚きました。

 

繋がることが難しかった時代を経て仕事をしていると、メールやリモートなどが、とても便利で、そんなこと思ったことが無かったワタシ。

そもそも、メールなどは送信側は都合の良い時間に送ることができて、受信側も好きな時間に対応できるツールだと思っていたので、深く考えたことが無かったというのが本音です。

まぁ、ワタシの場合は現在スタッフが居らず社内でのやり取りが無いので、お客様直のメール(LINE)や協力事務所、業者などなので、内容や都合によっては土日のメールも多いし、翌日の朝一で知らせたい事項などは、前日の夜中に送ったり送られたりします。

もちろん、先方が土日お休みの会社の場合は、返信は月曜日以降だと思っていますから、それを無理に急かしたりすることは無いように心がけてはいますけれど、相手がどう感じているかは分かりません^^;

 

そんな中での「繋がらない権利」

フランスでは既に議論され、法施工されているそうです。

f:id:sakura-design:20211014111638p:plain

確かに、会社勤務がテレワークで勤務時間厳守となれば、それ以外の超過時間においては仕事の対応をしたくない=仕事に繋がるメールやLINEへの対応はできない。というのが正解なのでしょうね。

 

こういう感覚は、業種によっても立場によっても変わってくるものだと思うし…好きな上司(同僚)からなのか、嫌いな上司(同僚)からなのかによっても感じ方が違うセクハラと似たような性質があるのかな?とか思ったりもします ^^;

 

内容的には「今連絡しなくても良いっしょ」という反面「今連絡が着て良かった」と思うことだって有るだろうし「もっと早くに連絡してよ~」と思うことも、シーン毎に感じることは様々なのだと思います。

 

また、私のように30過ぎてから便利なツールに出会った世代と、生まれたときから当たり前のように繋がるツールの中で育った世代とでは感じ方も違うのかもしれません。

 

ただ…人間。一生に何回かは「人に会いたくない、人と話したくない」時もあります。

携帯電話、モバイルなどの電源を「OFF」にして繋がらなくする勇気も必要なのかなと思う今日この頃。

日常生活を考えると難しいことではあるけれど…これからの時代、実は大切なことかもしれませんね。

 

 

仕事を忘れる時間

今週のお題「お風呂での過ごし方」

 

ここのところ、忙しいせいか疲れが取れない。・・・ような気がする(笑)

これは精神的な要因もある。・・・のかもしれない (;^_^A

 

あぁ~温泉に行きたいなぁ。

 

ワタシ、家では普段、シャワーがメイン。

母が生きているときは週イチくらいで銭湯に行きゆっくりと湯船で温まっていたのですけれど、コロナ禍になり、母が亡くなってから、その習慣が無くなり、1年くらい湯船に浸かっていないということに今更ながら気が付きました (;^_^A

 

そりゃ疲れが取れないかも。

いや、疲れが取れない原因はそればかりではないようです。

 

コロナ禍になる前。年に一度は1泊2日以上の旅行をしていました。

それは、建築士会の全国大会や旭川のデザインウィークだったりと、仕事が絡んでいるものも多かったですけれど、それでも1日以上事務所を留守にして楽しむことで、インプットとリフレッシュができていたのだと思います。

 

それが、ここ2年…旅行どころかイベントすら無く、仲間との飲み会も、友人とのカラオケも無いという日々が続いています。

そんな世の中でも、ありがたいことに仕事だけは減ることなく入ってきます。

そうすると、仕事が趣味のようなワタシの毎日は仕事オンリーになってしまうわけで…いつしか小さなストレスを発散することもなく、疲れが蓄積している気がします。

 

そんな毎日に、たまに訳もなく叫びたくなるワタシ。

仕事場から叫び声が聞こえても驚かないでくださいね~(笑)

 

そんなワタシには、湯船でゆっくり温まる一時でも仕事を忘れる時間が必要なのかもしれません。

これ以上、疲れを貯めないために…叫ばないために…(笑)

f:id:sakura-design:20211010114158j:plain

今年中には実家のお風呂をリフォームして、湯船に浸かる生活を取り戻そうと目論んでいるワタシですが、どうしてもお客様優先で後回しになってしまうのは仕方のないこと。

気長にゆっくりと進めていければと思います。

出来上がったら、ビフォーアフター載せますね~^^

今月の目標

今週のお題「今月の目標」

 

あ・・・・・・・・っという間に10月に入り

今年も残すところ三か月を切ってしまいましたね。

 

つい先日まで18時を過ぎても明るかったのに…気が付いたら4時半でも薄暗い。

冬至に向かってまっしぐらって感じでしょうか(笑)

f:id:sakura-design:20211003204652j:plain

庭のブルーベリーの木が紅葉しました❤

 

さて、今月の目標というお題。今月のワタシの目標は・・・

「無事に終わること」

 

仕事のこと

① リフォーム現場が無事に終わりますように(10月14日が引っ越しです…)

② 新築アパート×2棟の確認申請を無事に出せますように(10月20日くらいまで)

③ 某コンペ案を無事に提出できますように(10月中旬まで)

④ 某工場の図面&見積精査が無事に提示できますように(10月末くらいまで)

⑤ 某MSの計画変更申請のとりまとめが無事に終わりますように(10月中旬)

⑥ 新築住宅の基本図と模型が無事に提出できますように(10月末くらいまで)

 

これに新規物件の打ち合わせやプランニングなどが加わってくる予定なのですけれど、こうやって改めてまとめると、やっぱり…独りでは無理っぽいですね(;^_^A

お願いできるものは仲間に協力してもらって進めることになりそうです。

 

仕事じゃないこと

① 建築士定期講習を眠らずに受講し無事に終了考査をに合格すること(10月13日)

② まちづくり委員会の事業が無事に終わりますように(10月23日)

③ 車検が無事に予算内で収まりますように(10月中旬)

④ 自宅のリフォーム工事に無事に着手できますように(10月中)

⑤ 体重を2~3㎏落とすこと(10月中)

 

この中で一番難しいのは

様々なストレスの中で精神力が問われる⑤番かしらね(笑)

忙しくPCに向かっていると、どうしてもおやつに手が出てしまうワタシ^^;

それをいかに我慢するか。それが最大の課題です。

 

気が付くと、あっという間に師走!ってなことにならないように、しっかりと計画を立てて過ごしていきたい…これは残すところ3か月弱の今年の目標です。

 

がんばれ!ワタシ!!(;^_^A

 

照明器具の位置・・・とか。

f:id:sakura-design:20210927201945j:plain

リフォームの現場にて…さて、これは何をしているところでしょう?

 

実はこれ、ダイニングテーブルの型紙(施主奥様作)なのです。

照明器具の位置を、天井の断熱材施工の前に決めたかったので、実際に現場でどう置くかを検討した時のもの。

f:id:sakura-design:20210927202355j:plain

このテーブルの上、真ん中の位置に、この照明器具が配置されます。

 

f:id:sakura-design:20210927202504j:plain

通常、照明器具の配置は、このような図面やプランを作成して検討します。

ダウンライトなどは、平均的な明るさを元に配灯するので位置の確定は、この図面と現場での調整をすれば確定できるのですけれど、ダイニングの照明はテーブルの位置を決めないとズレてしまいますから注意が必要。

なので、こうして現場で位置を決めるようにしています。

特に円形のテーブルの場合は重要です。

方法は、型紙であったり、現場で床に描いたりと様々ですけれど、こうすると、後で失敗した~!なんてことが無くお勧めです。

 

現場は日に日に進んでいきます。

f:id:sakura-design:20210927203619j:plain

壁の断熱材(吹込みロックウール厚105)

f:id:sakura-design:20210927203805j:plain

石膏ボード、建具枠施工(照明決めはこの段階)

f:id:sakura-design:20210927203934j:plain

天井裏の断熱材(吹込みロックウール厚300)

f:id:sakura-design:20210927204200j:plain

今日はここ。無垢フロア貼が貼られていました。

実はこの横ではエリアを分けて、クロスのパテが塗られてました^^;

外部ではサイディング貼とコーキングやポーチと玄関のタイル工事が進んでいます。

 

かなり佳境…というか、バタバタとしている現場。

職人さんの平均年齢が65歳超なので、事故なく無事に進んでくれることを祈っているワタシ。

あ、でも、そんな職人さんたちは、特に古い建物のリフォームには無くてはならない、とても頼れる存在なのですよ。

やはり経験豊富な大工さんや左官屋さんの仕事は見ていて気持ちが良いものです。

でもこの業界。若手がいないことが問題なのですよね~。

このままでは、20年後には普通の木造住宅が簡単に建たなくなるかもしれません。

どうしたものか…今がターニングポイントなのかもしれません。

木造住宅のフルリフォーム

日に日に秋の気配が近づいている今日この頃。

現在、築40年超の住宅のリフォーム工事が進んでいます。

f:id:sakura-design:20210910203032j:plain

元々はこんな感じの住宅で…要望としては、耐震補強、バリアフリー、断熱改修を施しながら住みよい住まいにしたいというもの。

フルリフォームとなると費用もかなり高額なので、通常は解体→新築という流れが多い中、今回は真面目なリフォームをすることに。

実は、この住宅を新築する際、大工だった施主のお父さまが工事をしたという思い出と共に深い思い入れがあったため実現したリフォーム工事です。

 

基礎や躯体の補強を合わせて断熱改修をするとなると、どうしてもスケルトンに近いものになります。今回も、ほぼ骨組みを残すだけのフルリフォームになりました。

古くなって傷んだ柱や梁は新品に取り換えたり、補強をしたり…ひずみや傾きを調整しながら工事は進められました。

f:id:sakura-design:20210910204145j:plain

断熱は、断熱等級4以上となります。省エネルギー性能は等級5。分かりやすく言うと、フラット35S同等の性能を持たせてあります。

オールガスにコレモ付き。きっとランニングコストも良い結果となると思います。

耐震基準については、べた基礎として布部分も補強をしていますが、こちらについては計算ができない(元々の基礎の構造詳細が不明)ので不明な部分はありますが、木造部分だけで考えると現行法規に準ずるカタチとしています。

f:id:sakura-design:20210910204825j:plain

少しだけ増築をしていますけれど間取りはそれほど大きくは変わっていません。

ただ、階段の勾配を緩やかにしたり、出入口などのバリアフリーには努めています。

外観は屋根の形を変更し、外壁を斜めにすることでアクセントをつけています。

元々急勾配で路面が凍った時に危険だったアプローチに階段を設けることで道路からのアクセスが安全になるように配慮しています。

外壁は、金属サイディングと窯業系サイディングの貼分け…モダンな仕上がりがとても楽しみな組み合わせです。

 

さぁ、これから工事が佳境となります。

ちょっと遅れ気味なのでハラハラする日々が続くかもしれません ^^;

完成時にはまたご報告させていただきますね~!お楽しみに!

モヤモヤ・・・生理の貧困

約1か月ぶりの投稿。

コロナ禍ですが幸いにも忙しくさせて頂いておりました。

 

 

昨日、建築士定期講習会※1に監理員(会場スタッフ)として働いてきました。

7:30~17:30までの拘束は長かった…足がむくんでしまいました ^^;

※1.設計事務所に登録されている建築士が3年毎に受けなければならない講習会。

 

お昼ご飯を食べたとき…スタッフ&講師(行政の方)を改めて見てみると…

なんと!7人中5人が女性!! 女子率高っ!!

男社会と言われる建築士の世界ですが…

ここにきて女性進出が目に見えた感じでしょうか?

まぁ、絶対数は相変わらず少ないのですけどね…^^;

 

そんな、女性が活躍する時代。

最近見ることが少なくなりましたけれど

社会問題となり騒がれた「生理の貧困」

「生理の貧困」 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)

 

「生活困窮などの理由で生理用品を買えない人の為に無償で提供する」

という取り組みが必要で、学校などでも無償で配るというお話。

 

なんだか、とてもモヤモヤした気持ちでニュースなどを観ていました。

生理用品をタダで配るということは、対処にはなるとは思うけれど

根本的な解決にはならないと思うのです。

 

生活費に困窮していて生理用品が買えない

生理用品って500~1,000円/月くらいです。

本当にそれが買えないくらいお金が無いのかしら?と素朴な疑問です。

思うに…携帯料金や化粧品、洋服代や遊ぶお金…そういうものより生理用品を買うことの優先順位が下なのかもしれません。

ワタシも若いとき貧乏だったことがありますけど、生理用品は必需品でしたから買わないという選択肢はなく、何かを我慢しても買うものだと普通に思っていました。

もし、本当に生理用品が買えないくらい困窮しているなら、携帯料金も払えないだろうし、遊びにも行けないはずです。もしかすると住む家もなく…となると、それは生理だけの問題ではなく、生活保護など行政の手助けが必要な状況かもしれません。だとしたら、そこの部分をキチンと改善する必要があるのだと思います。

 

親が生理用品を買ってくれない

それは虐待です。ハラスメントなのか、ネグレクトなのか…。もしかすると父子家庭などで保護者が気が付かないのかもしれませんが、そうだとすると無知すぎます。

こういう子には学校で無償で渡すことは有意義で大切だと思います。でも、渡したことで良しとしてしまい根本の問題から目をそらしてしまわないように、学校(先生)や社会(大人)はアンテナを張って根本的な原因から子供を救わなければ意味がありません。法律上の壁があるのであれば政治家や法律家が改正を求めるべきだし、社会全体で見守らなければならない問題だと思います。

 

恥ずかしくて(買ってと)言えない

これは、生理は恥ずかしいことでは無いという、キチンとした性教育がされていないのが根本的な問題なのでしょうね。

生物学的に人間の身体の仕組みとして、女の身体には起こりうる生理現象なのですから、女にも男にも、子供ができる仕組みも含めて正しい知識を教える必要があると思うのです。

そして、生理のときには個人差はあるけれど生理痛など体調不良がともなう事が多いのだから、それについては男女関係なく思いやりをもって接するというスマートな人間関係を築き上げることも一緒に教育できたら、社会に出たときの「辛くても休めない」とか「恥ずかしくて休めない」なども減っていくように思います。そしてそれは、産休や育休をとりやすい環境にも繋がってくれると良いなぁと思います。

 

もしかすると…生理の貧困は、人としての精神的な貧困なのかもしれない。

と、ワタシは感じるのです。

 

余談ですが、男女共同参画が進められる中、仕事をする上で…感じてきたことは

意外と…女の敵は女?という場面が多いことでした。

何かといえば「今の人はいいわよね」的な言葉がずしっと圧し掛かる。

もしかすると「だから女は…」という古い男性のセリフよりも重圧を感じるかも。

 

生理痛がひどいという理由でお休みをとると

「わたしが若い頃には生理痛くらいでは休めなかった」とか

 

産休や育休をとろうとすると

「わたしが若い頃にはそんな制度が無かったけど子育てしたわ」とか

 

学校の行事等で休もうとすると

「わたしの時には、うちの子ににも我慢してもらったけど」とか

 

そう言われると、言われた方は「これは権利です!」と主張したくなりますし、そうなると職場の雰囲気も悪くなってしまい、業務に支障が出る事も有ったり…。

本来ならば、その間、他の仕事仲間や会社には色んな意味で負担をかけるのは間違いないのですから、権利であっても「ありがとう」という気持ちも必要なはずだけれど、素直にそういう気になれない…なんてこともあるのでしょう。

これも…時代錯誤な精神的貧困が招くものなのかもしれません。

 

現在、LGBTQなども含め、差別をなくそうとする時代です。

まずは正しい知識を持つこと、そして根本的な問題から目をそらさないことが

大切なのだと感じる今日この頃。

 

理想と現実、ワタシも自分の言動を反省しながら…

日々のモヤモヤと戦っていこうと思います。

 

記憶に残っている、あの日 9年前の出来事

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

先日、私とインターネットに書いたワタシのブログ人生(笑)

わたしとインターネット ~35年間の歴史~ - あなた本意の家づくり (hatenablog.com)

 

そのブログ仲間との忘れられない、あの日々の記憶。

それは、2012年8月。もう9年も前なんですね~

イメージ 1

東京、埼玉、群馬、神奈川からのブロガーとその家族12名+現地ブロガー4名とその家族、総勢16名での大キャンプ大会が屈斜路湖畔で開催されました。

これは、東京在住の釧路を描く画家である松永画伯の熱烈なラブコールの下、仲間が集結して実現できたものでした。

もちろん、初対面の方々が多かったけれど、そんな感じがしないのがブログ仲間(笑)

普通に何年も友達だった感覚が不思議な感じでした。

イメージ 2

この年はお盆明けにもかかわらず、その年一番の暑さを記録。

大人も子供も…ボーダーコリーのタギも一緒に水遊びです(笑)

f:id:sakura-design:20210810090830p:plain

夜はお約束のBBQ。喋って食べて呑んで食べて食べて喋って呑んで喋って…とまぁ、住んでいるところも職業も年齢もバラバラなのに…いえ、だからこその楽しさかもしれません。

イメージ 4

翌朝、静かに靄のかかる湖畔に佇む大人と遊ぶ子供。

佇む大人…いったい彼女に何があったのでしょうか(笑)

ワタシはこんな光景を眺めながら一杯のコーヒーを飲んでいました。この時のコーヒーはとても美味しかったなぁ…。

イメージ 6

朝ごはんは画伯特製「鯖サンド」とトウキビとサラダ。

そしてデザートにはお抹茶と和菓子!なんとも贅沢で美味しい時間。

色んな文化が入り混じる心地よさです。

 

このキャンプを含む数日間、他にも色々楽しみました。

f:id:sakura-design:20210810095553p:plain

f:id:sakura-design:20210810095637p:plain

f:id:sakura-design:20210810095706p:plain

タンチョウのお勉強をして…釧路湿原を望み…

大きなカヌーに乗ってみんなで一緒に釧路川を下り…

太平洋の荒波に佇み(笑)

子供たちは草笛に初挑戦。先生は、デッカイ子供のまっちゃん(笑)

こうやて、2012年大オフ会ツアーは終了したのです。

 

なぜこの日々がワタシのにとって

「忘れられない記憶に残っている日」なのかというと…

 

釧路で育って就職で東京へ行き11年間住み戻ってきて、昔の活気が消えたような釧路が寂しかった半面、ワタシにとっては以前よりも魅力のあるところに思えたのです。

しかし、なんせ思いっきりインドアなワタシですから、いまいち色々なことを体験する機会を持てていなかったところへのこの企画。

そんなワタシが便乗観光することで、その魅力を再認識できた数日間だったからです。

そして、普段目にしている風景や普段食べているものが、実は特別だったことに仲間が気づかせてくれました。

 

ある友人は「前に行ったドイツの風景にそっくり」と言い

ある友人は「空の高さがフランスと同じ」と言う。

普段目にしている普通の景色が、実は美しいんだと教えてくれました。

 

地元の人間は「なんもない」とよく言いますけれど、その何もないことは、実はとても贅沢なことなのだと思うようになりました。

そして、釧路管内、近隣町村併せて20万人という、そこそこ都会であることもまた魅力的なところでもあります。とても住みやすい。

この住みやすい地域の課題は、いかに「生きやすい街」にするか?なのだと、建築士の立場から考えるようになったのも、この企画があったからこそだと思っています。

 

このブロガー仲間には、今も変わらず親交のある友人が多い一方、今は音信不通になってしまった人もいます。そして、残念なことに亡くなってしまった親友もいます。

彼女はフラワーデザイナーで、仕事でも繋がりがあり、新築時のインテリアやお施主さんにお歳暮代わりに毎年末に贈っていたお正月飾りはとても人気がありました。

f:id:sakura-design:20210810132238j:plain

色々あった9年間。

まぁ、今でも毎日のようにSNSで交流が有るので離れている気がしないのですけれど…この頃小学生だった子供たちはスクスクと大人の入り口に差し掛かり…きっとすれ違っても分からなくなっていることでしょう(笑)

いつか…また集まりたい仲間です。

 

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道釧-
/.,mn
\./,o@・。、mんbv   路情報へ   ← ランキングに参加しています。
にほんブログ村   どうぞよろしくお願いします(^^)/