ここのところ
毎日のようにニュースになっている高齢者による事故。
そのほとんどが
「ブレーキとアクセルの踏み間違い」によるもの。
実はアクセルとブレーキの踏み間違いは各年代で起きていて
実は20年代が最も多いというデータがあるそうです。
でも、死亡事故に至る確率は高齢者によるものが最も多い。
それは、とっさの判断や対応ができるかできないか…
ということが原因なのかもしれません。
こういう事故を減らす目的の後付け商品も話題になってきていますね。
★ペダルの見張り番
★ワンペダル
なぜ普及しないのか?と考えると、やっぱり…価格なのかしら。
東京都では9割補助も視野に検討に入ったようですけれど
本当に補助が必要なのは、車が無いと買い物にも行けない
地方の田舎なのだと思います。
北海道は今後どう考えていくのかしら…。
ただ、とっさの判断や行動ができなくなる危険度は
歳を重ねるごとに大きくなるのは確かなのだと思います。
今日、車を運転しているとき、目の前の横断歩道のないところで
70~80代かな?と思う男性が小走りに道路を渡っていきました。
ワタシはもちろん…ブレーキを踏みます。
きっと車を減速させることなく渡り切れると思ったのでしょうね。
でも、実際には間に合っていません。
男性は「ど~もど~も」的に笑顔で手を振ってましたけれど…
ハッキリ言って危ない。
でも、実際にこういう高齢者の方は多いのが現実。
もしかすると、経験上からくる根拠のない自信…
そういうものが有るのかもしれません。
これが車の運転にも言えることだとしたら
事故を減らす商品の普及や免許返納が進まないのも分かります。
ここをいかに…分かってもらうか。
それが周りにいる人間が努力をしなければいけないことなのかな。
と、思うと同時に
事故を減らす商品の普及を促進することが必要不可欠のように思います。
ただね…ここぞとばかりに、高齢者の運転=危険=免許返納
というような世の中の流れには少し違和感を覚えているワタシ。
昭和30~40年くらいに自動車が一般普及してきて
その時に免許を取得した人たちが…今の高齢者です。
だから、高齢者の事故が多くなるのは、日本として初めての経験。
ならば、もう少し「予防」を考えてから「返納」に向かっても
良いような気もするんですよね。甘いかしら…。