あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

釧路の家づくり「なんか分んないけどモヤモヤする」と感じた時にはぜひご相談ください 。 女性建築士があなた本意の家づくりをお手伝いします。

建物の強度計算

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新しい書庫「みなさんの質問箱」
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設計処櫻 山崎(一級建築士)が回答させて頂きます^^
 
kunnsei58さんのご質問
 
質問ですが、一般建築屋さんは、強度計算が
出来ないところが、有ると言うのですが、
いかがでしょうか?
 
「一般の建築屋さん」というのを、どう考えるかは微妙ですが
確かにできないところもある。というのが現状かと思います。
そして、これには、建築士のモラルも大きく関係しています。
 
昔は大工さん(棟梁)に、家づくりを頼んでいました。
家の構造は勿論、経験と技術により保たれていました。
それは、その地域の風土や気候に合った建築物であり…
そのような建築物は、意外と多く残っていたりします。
 
その後、昭和25年に建築基準法が公布され建築士制度が始まります。
その頃の二級建築士は、数日の講習会を受けるだけで取れました(笑)
 
そういう流れが有ったからか、住宅などの木造建築物に関しては
大工(工務店)が一番、図面屋は二番。
大工が施主と打ち合わせをして経験で決めた間取りを
図面屋と言われる建築士設計事務所)に渡し
確認申請をだしておろす。現場の監理はしないけど…
申請書に名前だけ書いて完了検査の時だけ立ち会う。
そんな構図が一般的だったという時代が有りました。
金融公庫からの借り入れでもない限り、完了検査すら
受けていないという建物も多かったと聞きます。
 
その後、色々と事故や災害、そして問題が有る度に
建築基準法が、なんどもなんども厳しく改正され…
建築士の責任も問われ徐々に重くなってきました。
 
そんな背景の中、今でも「申請屋」というような
業務を安価で請けている設計事務所もあります。
そして小さな工務店の多くは、そういう事務所に
申請業務を依頼しているという現実があります。
 
その依頼する計画案は、その工務店の担当営業マン・・・
つまり、無資格者が作ったものであることが多いのです。
昔は経験がある大工が計画案を作ってたから大丈夫だった
のだけれど、それが、もしかしたら数月前まで車の営業を
していたかもしれない人が図面を作っているという現実。
 
その場合、構造計算を誰がやるのか?
答えは、誰もやりません。
 
え?確認申請の時にチェックされるでしょ?と思いますか?
答えはNOです。
 
木造住宅のような小規模の建築物については4号建築物と言い
その内、建築士が設計したものは、審査の省略を受けられる。
とされているので
建築士が図面を書いて押印する=建築士の設計=審査が省略。
ということになるのです。
 
でも、実際にプランを考えたのが営業で、そのまま図面を
申請屋が描いて、確認申請を降ろしていたとしたら……。
 
考えただけでも、恐ろしいですねぇ^^;
実際には、依頼した設計事務所がキチンと
計算している場合もありますし
そうでない場合も有るのだと思います。
 
設計監理は決してサービス(無料)ではできません。
タダより高いものは無いというのが世の常です ^^;
 
構造計算も、構造設計に依頼するものから
通常の筋違計算で行うものまで様々です。
 
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工務店に建築を依頼した時には、図面提示を依頼ください。
最低でも、この程度の図面が出てきてほしいものですね^^
 
契約をしたら出します!という言葉には要注意ですよ(笑)
 
真面目なことも書けるじゃん!と思ったアナタ♡
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