今日は曇りの釧路地方。
1日缶詰のアタシには、とてもシックリくる天気です(笑)
私は助手席でお喋り担当・・・(笑)
物件名、潮霧の家とはよく名付けたもので、昨日のリビングからの風景は
晴れていると
こんな感じの風景なんですけどね~~~
そんな潮霧の家では、ぷーちゃんがお出迎えしてくれます。
可愛いでしょ~~~
さて、こんな霧の中、根室まで走ったのは、施主が外壁に異常を見つけて
連絡をくれたからなんですけど・・・それが思ってたよりもひどい状態。
窓の下部角から下が膨らんで割れが入り、破けています。
どうやら・・・雨水が侵入して凍って膨張。
それを繰り返した結果、塗面が破れた・・・という感じです。
これを見たとき、窓枠からの水滴が入り込んだのか?と思いました。
確かに、それは間違いないのですが、なぜ入り込んだのか?が問題。
答えは、壁の下部にありました。
分かります?
通常であれば水が入り込まないような場所なのに、何カ所かが膨れて塗面が剥離しています。
剥がれているところは、確認するためにアタシが大きく剥がしたところです。
下に見えているグレーの部分は下塗り材で、こちらはシッカリと下地材と密着しているようす。
どうやら、この下塗り材と仕上げ塗膜が、ところどころで剥離しているようです。
原因は、下塗り材の乾燥不足と考えられ、もしかすると凍結したのか?という感じ。
この塗り壁。本当なら避けたい気温下での工程となってしまって
シートと暖房で全養生はしていたものの、心配していたんです。
昨年秋は、天候が悪くて工事が遅れてしまった上に雪も早く降ったので
一度、お施主さんにも工程を相談したことも有ったのですが・・・。
融資などの諸事情もあり、タイル部分を残し完成引き渡ししたんですよね。
あの時は、その判断がベストでした。
が
今思い返すと、どうだったのだろう?と自問自答。
とは言え、アタシ一人では決められない事なのでジレンマです。
今回の対処としては、暖かくなり、霧が出なくなる5月下旬~6月上旬に
足場を掛けて全てを点検した後、再度全面を塗り直すことになりました。
綺麗に直るとは思いますが、それまでの間、そして手直しの期間と
費用(施工側負担)等などを考えると、皆の負担は結構なものです。
そうならないために、アタシが考えられたことは何か。
次回以降の教訓として、きちんと考える必要がありますね ^^;
まぁ、簡単なのは4月~10月の間しか工事をしないという事なのでしょうけど
そういうわけにもいきませんから、うむむむ・・・なかなか難しい課題です。
何悩んでるのさ?って感じの、今朝のさくら姐さん(笑)
はいはい、おやつですね~あとで買ってきますよ ^^;