あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

塗り壁…全改修 (/_;)

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今日は曇りの釧路地方。
 
1日缶詰のアタシには、とてもシックリくる天気です(笑)
 
 
 
さて、昨日の午後は根室へ走った・・・といっても、運転は工務店社長。
 
私は助手席でお喋り担当・・・(笑)
 
 
 
物件名、潮霧の家とはよく名付けたもので、昨日のリビングからの風景は
 
イメージ 1
 
晴れていると
 
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こんな感じの風景なんですけどね~~~
 
 
 
そんな潮霧の家では、ぷーちゃんがお出迎えしてくれます。
 
イメージ 3
 
可愛いでしょ~~~
 
 
さて、こんな霧の中、根室まで走ったのは、施主が外壁に異常を見つけて
 
連絡をくれたからなんですけど・・・それが思ってたよりもひどい状態。
 
工務店社長、メーカー(輸入元)、販売店、アタシ、4人で確認検証します。
 
 
イメージ 4
 
窓の下部角から下が膨らんで割れが入り、破けています。
 
どうやら・・・雨水が侵入して凍って膨張。
 
それを繰り返した結果、塗面が破れた・・・という感じです。
 
これを見たとき、窓枠からの水滴が入り込んだのか?と思いました。
 
確かに、それは間違いないのですが、なぜ入り込んだのか?が問題。
 
 
答えは、壁の下部にありました。
 
イメージ 5
 
 
分かります?
 
 
通常であれば水が入り込まないような場所なのに、何カ所かが膨れて塗面が剥離しています。
 
剥がれているところは、確認するためにアタシが大きく剥がしたところです。
 
下に見えているグレーの部分は下塗り材で、こちらはシッカリと下地材と密着しているようす。
 
どうやら、この下塗り材と仕上げ塗膜が、ところどころで剥離しているようです。
 
原因は、下塗り材の乾燥不足と考えられ、もしかすると凍結したのか?という感じ。
 
 
この塗り壁。本当なら避けたい気温下での工程となってしまって
 
シートと暖房で全養生はしていたものの、心配していたんです。
 
昨年秋は、天候が悪くて工事が遅れてしまった上に雪も早く降ったので
 
一度、お施主さんにも工程を相談したことも有ったのですが・・・。
 
融資などの諸事情もあり、タイル部分を残し完成引き渡ししたんですよね。
 
 
あの時は、その判断がベストでした。
 
 
今思い返すと、どうだったのだろう?と自問自答。
 
とは言え、アタシ一人では決められない事なのでジレンマです。
 
 
 
今回の対処としては、暖かくなり、霧が出なくなる5月下旬~6月上旬に
 
足場を掛けて全てを点検した後、再度全面を塗り直すことになりました。
 
綺麗に直るとは思いますが、それまでの間、そして手直しの期間と
 
費用(施工側負担)等などを考えると、皆の負担は結構なものです。
 
 
 
そうならないために、アタシが考えられたことは何か。
 
次回以降の教訓として、きちんと考える必要がありますね ^^;
 
まぁ、簡単なのは4月~10月の間しか工事をしないという事なのでしょうけど
 
そういうわけにもいきませんから、うむむむ・・・なかなか難しい課題です。
 
 
 
イメージ 6
 
何悩んでるのさ?って感じの、今朝のさくら姐さん(笑)
 
はいはい、おやつですね~あとで買ってきますよ ^^;
 
 
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