特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
2022年は
クリスマス前に提出した確認申請を気にしながら、新たなリフォームや新築物件のプランや図面を描くことから始まった。
こんな感じで年末年始も仕事場で過ごすことが多いのは、ここ20年くらいは、いつものこと。
お正月くらい…と言われるけど、ONとOFFを使い分けることが苦手で、建物のプランニングが好きで趣味みたいなものだから仕方ない。
急ぎの仕事が無いと、ついホームページを作り変えたりしてしまう。
これも好きなことなので仕方ない。
1月2日のブログには「change&challenge」という抱負が書かれてあるのに、ここのところは何も変えられていない(笑)
お正月からこんな調子なのだから、普段の仕事ペースもそれと変わらない。
でも、考えてみれば自営業のワタシにとって、それだけの仕事を頂けてるというのは幸せなことだ。
リフォームのプランから始まり、木造住宅や宿泊施設、鉄骨の工場や鉄筋コンクリート造のマンションなどの確認申請をおろし、現場工事が始まり、引き渡す…ということの繰り返しではあるけれど、それぞれに違う事情があったり、異なる考え方があったりと、バタバタしているうちに、あっという間に1年が過ぎ去ってしまう。
そして、建築設計という仕事を33年くらいやっているけれど、全く同じものが無いというのは、楽しさでもあり、苦しいところでもあるということを毎年実感する。
2022年は、知人友人からの紹介の仕事が多かったのも嬉しかった。
そして、そこから新たな友人が増えるのは本当に嬉しいことだし、こうやって歳を重ねていけるのは幸せだなぁと思う。
それとは別に、免許取消になった建築士が「そんなことしてたの?!」っていうことを実際に知ったのはショックなできごとだった。
免許取り消しになった原因とは違う内容だったけれど、その建築士のグレーな考え方はそれだけに留まらないということらしい。恐ろしいことだ。
プライベートでは、2月に夫が滑って転んで肋骨を折り入院して完治に時間がかかったりしましたけれど、夫婦そろって、新型コロナウィルスに感染することなく…それどころか風邪すらもひかず過ごせたことは、とてもありがたい1年だった。
さて、2023年
偶然にも2022年と同じく、友人からの紹介でのリフォームプラン作成から始まった。
年末にフツフツと妄想をはじめ、予想図というカタチにする至福の時(笑)
これが趣味なのだから仕方ない。
今年は現在進行中の現場が4棟あるので、春までは工事監理が中心。
工事完了に伴う書類の作成に追われる日々になりそうな予感。
その間に、多分、確認申請やプランニングが挟まってくるだろう。
その先の予定は未だハッキリとはしていないけれど、今年は少しインプットの年にしたいなぁと考えているワタシ。
この数年のコロナ禍で、あまり出歩けないでいるのもあってか、新しいモノ・コトとの出会いが少い。まぁ、元々の出不精が問題というのもあるのだが…。
ワタシたちが現実としてカタチにするためには、見て、触って、知って、使って、考えて、想像して勉強することが必要不可欠。アウトプットばかりでアイディアが固定&枯渇してしまう前に潤さないと古いと言われてしまいそう、悲しいことに。
そろそろ記憶力や集中力が衰えてくるお年頃を経験で補う毎日だから、余計にそう思ってしまうのかもしれないけれど、それが日常。
素敵ですね…と言ってくれる人がいる限り、ありがとう…と言ってくれる人がいる限り、それに応えていくのがワタシの役割だから、そう言ってもらえるように頑張ろうと思う。
2023年、ちゃんとカタチになったら良いなぁと思うラインアップ。
最後の写真は2023年カレンダーの5月に採用された「ホシヅキヨノイエ」
北海道らしい広大な風景に映える家。
時が経った現在は背後に新しい隣家が建ち、この風景ではなくなったけれど、それもまた歳を重ねるということ。
年を重ねても飽きのこない存在感のあるデザインをつくっていきたいと思う今日この頃。
change&challenge
input
精進します。