あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

介護が必要になったとき。

今日は母の通院日。

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友人から頂いたドイツスズラン

私は来客のため行けないので、代わりに旦那ちゃんが一緒に行ってくれます。

実は2年前から、放射線治療抗がん剤治療→経過観察→再発→抗がん剤治療と治療をしてきましたが、先々週に発熱があり一時ですが自力で歩くことができないくらいに身体状況が悪化してしまい、病院から処方された抗生剤と解熱剤を飲みながらの自宅介護の日々が1週間ほど続きました。

発熱の3日後には、入院による抗がん剤治療の予約が入っていたのですけれど、キャンセル。今の状況を考えると、今後は緩和ケアに移行することになると医者から説明を受けました。そうなると治療では無いので基本的にこの病院には入院はできないとのこと。これからの色々な不安がつのります。特に、父が生前、好き勝手に設計し建てた築42年の住宅はバリアフリーとは程遠い造りになっていますから、トイレに行くにも段差があります(笑)

母は、70歳くらいまで病気知らずで病院に通ったこともほぼ無く…80歳の今まで、あまり興味のない食事のこと以外(笑)自分のことは自分でできていたので、介護認定などを考えたことがありませんでした。

しかし、今回、それに直面してしまったわけです。

ちょうど4月に、町役場の担当課から「80歳を過ぎた方への連絡」ということで電話を貰っていて、少し話をしていたので、近々ケアマネージャーをお願いし認定に向けての話をしていきたいと思っています。

介護の日々は、手摺設置とか、段差の解消とか…色々なことを考えながら、仕事をしながら介護をするということの大変さをヒシヒシと感じる1週間でした。

熱が下がった母は…以前と同じとはいきませんが、ほぼ体調も戻り長距離でなければ歩けるほどに回復。今日は普通に歩いて車に乗り込み病院へ向かいました。
そして、元気になると…普通にわがままも戻ってくるということも再認識(笑)

きっと、このようなことを繰り返して一進一退しながら、これからの日々を過ごすことになるのでしょう。今日の状況なら…要支援か介護1程度かなぁ。熱が出るとあっという間に要介護3~4?になってしまう現状をどう考えてくれるか…うまく説明しなければなりませんね。

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庭のシャクナゲ

建物の方は状況を判断しながら手を入れていこうと思います。

一応…プロなワタシですけれど、亡き父の介護、そして母の介護、自分が経験したからこそ気付くことは多いですね。きっと、人それぞれ状況や環境が異なるでしょうから「介護」と一括りにできないということが今更ながら良く分かったように思います。

日々の忙しい生活の中、共倒れにならないように施設にお任せするというのも決して悪いことでは無いと思います。そういった選択肢も考えながら柔軟に対応していくことが大切なのでしょうね。

「これが一番、こういうもんだ」という先入観は捨てて、一人一人の「こうあったらいいな」に向き合うことが無理なく過ごしていく秘訣なのかもしれません。

取り急ぎ…介護認定、がんばります!

 

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