広島市での土砂災害。
被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。
昨今のニュースを観ていると事あるごとに
「観測史上最大、最悪、初」という言葉をよく見聞きします。
今回の広島市での雨量もそうらしく…
数時間で例年の8月1か月分を超える雨が降った計算になるとか。
異常…以外の何ものでもありません。
数年前から、道東も暑い日が増えるなど
全国的に気候が変わってきているのは確からしく
ゲリラ豪雨という言葉が定着したのも最近のことですね。
気象庁による最新の気象データ を見てみると
広島市での前20日間合計降雨量は平年の421倍。
前10日前合計は平年の273倍ですけど
日照時間が平年の32%くらいですから
土の中の累積水量となると、それは凄い量だったのでしょう。
ちなみに、釧路でのデータを見てみると
降水量は平年の260~268%、日照時間は平年の56~107%
釧路でも平年の2倍以上の雨が降っていることになっています。
そんな釧路の状況はどうなっているかというと
釧路市では 土砂災害ハザードマップ により
白樺台、春採、緑ヶ丘、貝塚、千歳、弥生、柏木、米町
南大通、鶴ヶ岱、城山、材木町、住吉…と地域を分けて
それぞれ、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域を指定しています。
釧路町は残念ながらマップとしては見つけることができませんでした。
また、そういう地域は
都市計画法上の「宅地造成規制区域」に指定されていたり
「急傾斜地の崩落による災害の防止に関する法律」や
それに伴う各地域での条例などにより、規制地域が設けられ
土地利用や建物建築に関する制限がかけられています。
ただ、住宅など小規模な建築物の場合、制限をそれほど受けず
建てられてしまったり、行政からの改善を求められても
個人での対応が非常に難しい場合が多く危険個所がそのままで
売買されていたりする場合も考えられます。
まぁ行政も個人所有に関しては立ち入れない部分もあります。
リンク先のハザードマップを見て、もし自分が住んでいる場所が
その地域に入っている、または近くのようであれば
行政からの避難に関する情報に耳を傾け
もし、危ないと自分で判断したのなら自主避難をするなど
身を守ることを第一に考えて行動して頂きたいと思います。
国土交通省 「土砂災害から身を守る」
詳しくは、↑サイトを参考になさって下さい。
ニュースで女性が語った印象的な言葉。
「ほかの(犠牲になった)人には申し訳ないけど
お父さんと私、命があってホントに良かった」
犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
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