なんだか・・・薄曇りの釧路地方。
それでも、最高気温がずーっとプラスになってきたってところが春っぽい(笑)
今年も釧路の桜は5月中旬でしょうか~^^
さて、「自分に合っているモノをカタチにする」パート2。
今回は、釧路にお住いのご両親がお家を持つということで
心配した内地在住の息子さんからの相談メールについて。
ある地域ハウスメーカーで、ローコストなエコ規格住宅を建てる。
のですが・・・ローコストということもあり、監理が杜撰であることが
想像され大丈夫かどうか不安なので、第三者監理ができないか?
というような内容の相談メールです。
まず、第三者監理は、施工会社が承諾してくれれば可能です。
または、要所要所の検査のみ引き受けるというカタチであれば
施主と一緒に現場に行くことができますから可能だと思います。
ただ、それ以前に・・・どうも、この規格住宅のコンセプトが引っかかる。
いえ。若い方や子育て世代にとっては、ランニングコスト的にも抑えられ
将来的なメンテナンスを見据えて、これから多くなっていく設備だと思う。
でも、メールの内容からすると、ご両親はそれないに高齢だと思うし・・・
多分、建てようと思っているお家は、終の棲家になるのだと想像します。
そうした時に、本当にこの設備が生活スタイルにあっているのだろうか?
と、余計なお世話かもしれないけど、アタシ的には思うわけです。
エコキュートは、確かに経済的。
でも、これって使う湯量が一定量ないと、その恩恵をあまりうけられない。
設置時のイニシャルコストが高いことと、その室外機の寿命が約10年で
壊れたら取り換えなければならない事を天秤にかけると多分損をします。
主暖房である寒冷地用ヒートポンプエアコン。
確かにね、これ、暖かいし、とっても経済的。私も数軒に採用しています。
夏季は冷房として使えますから、涼しい釧路でも年間の数日は快適です。
でも、暖房となったら慣れないと、やはり風が吹き出すことで寒く感じたり
とても乾燥するように思えたり・・・と、高齢の方にはあまり評判が良くない。
そして、こちらも、やはり耐用年数が10年位と、あくまでも家電製品・・・^^;
太陽光発電パネルは、確かに売電価格から考えるとお得です。
が、ここのプランは、フラット屋根に架台をかけて設置する方法ですから
架台のメンテナンスがどのような形で必要になってくるのか?ということが
気になります。多分・・・屋根の塗り替え時にメンテナンスすると安価です。
くらいの話はされているんじゃないかと想像はつきますが・・・。
問題は、これら全てを説明された上で
比較検討して、それらの設備を決定しているのか?というところです。
確かにね。若い方が将来を見据えて家を考えるのであれば
ある意味、社会貢献自己満足(笑)でもエコな住まいをお勧めしたりします。
しかし、もし「終の棲家」であれば、住まう方の快適度合いを優先したい。
アタシ的には、そう感じるのですね。
このような内容のメールを息子さんに返信したところ
ということと
「住まわれる方の快適度を優先する方が良い」
というのは、具体的にどのようなことを指すのでしょうか?
というような返事が返ってきました。
答えは簡単なことなんですけどね。
選択はどうであれ、色んなメリットとデメリット、アタシなりの経験談
そういったことを全てお話した上で、比較検討をして決定した設備が
きっと、住まう方にとっての快適な空間を作ることだと思います ^^
ただ、アタシ的に・・・お勧めしたい設備は有りますけどね~~~~
さて・・・これから返信メールを書きたいと思います(笑)
でも、こんな風に心配してくれる息子さんが居るって幸せですね~^^
ぜひ、後悔しない住まいづくりを進めて欲しいと思います。