特別お題「今だから話せること」
ワタシ、学生時代も今も微分積分を理解できていません(汗)
よく、建築士を目指す(建築学科に入る)のなら数学ができないと無理。
と言われますけれど、実務でどれだけ使うのか?となると、どうでしょう?
確かに昔は、複雑な建物の寸法や、自由曲線の面積や体積を計算で求めるのには、積分や三角関数などを用いる必要がありました。
でも、現在…実際には、CADやBIMなどが強い味方ですし、そんなに複雑な設計をしないワタシにとっては、微積分は学校を卒業してから使ったことが無いというのが現実。
というかね。
今だから話せることですけど、学生時代から微積分を理解できていないワタシです。
微分の授業の時、数学の先生が「微分は、饅頭の中の餡子を饅頭を割らないで取り出すことだ」と言ったんですが、その途端、ワタシの脳と心のシャッターはガラガラと音を立てて下ってしまいました。今でも意味が分かりません(笑)
・微積分を面白く解説しているサイトがありましたのでご紹介。
微分積分の概念を小学生でもわかりやすく捉えるには | 数学の星 (math-jp.net)
うん、わかるかも。でも…ワタシの頭の中には???が飛んでますが、これは脳の老化のせいでしょうか(笑)
今年も数学ができないと無理と言われる「建築士試験」が7月に行われますが、実は算数程度で解ける問題が殆どなんですよ。
ワタシが所属する北海道建築士会釧路支部では、二級建築士試験受験対策講座を開催予定なのですが、「算数から始めよう!」ということで、一般的に試験や実務に必要であろう計算などから学ぶプログラムとしました。
講座のために問題を色々と探して問題集を作ってみたのですが…その結果、小学校5年生~中学校1年生までの算数ができれば、殆どがOKということが判りました。
正と負の考え方、分数のかけ算、百分率、少数、面積(体積)の求め方、因数分解、簡単な方程式が解れば、殆どの問題が解けます。
逆に言うと…これらが解っていなければ、公式を覚えても間違える可能性があるということです。それは凄く勿体ないことですね。
例えば、法規では、百分率が解っていなければ容積率や建ぺい率が求められないし、面積が求められないのは全てに支障がでます。構造では、分数のかけ算や簡単な方程式さへ解っていれば公式の解が求められ、正か負かを間違わなければ5択で引っかかることが無くなります。
普通、それくらい解るでしょ!って思いますけれど…
それが、実際は忘れてたり勘違いしているもので…ワタシも問題を編集しながら???と怪しいものもありましたから、過信していると痛い目に合うかもしれません。
特に二級建築士は現場の方や大工さんも受験するので、基礎は大事と思います。
今だから学び直せることとして、気軽に参加して欲しいプログラムです。
ちなみに、算数の問題を少しUPします。解いてみてくださいね~
さて、できたでしょうか?( *´艸`)