あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

あなたは虐められたことがありますか?(ちょっと長文)

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ちょっと長文です。時間、興味の無い方はスルーしてくださいね^^
 
 
 
突然ですが
 
あなたは【いじめられたこと】が有りますか?
 
 
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ここのところ多く報道されている、中学生がいじめを苦に自殺したというニュース。
 
何年かに一度、大きく取り上げられては消えて行き・・・
 
何事も無かったように、また波のように押し寄せてくる。
 
教育評論家とか専門家とかが、その度にTVなどでコメントするけれど
 
教育現場が改善されているのか・・・よく解らないまま月日だけ過ぎる。
 
そんな印象を持つ問題。
 
 
 
で、最初の質問。
 
「あなたは虐められたことがありますか?」
 
 
 
アタシは有ります。
 
 
 
小学生の、断続的に1年ほどの短い期間。
 
まぁ、集団心理でのグループ同士の対立からの孤立・・・みたいな(笑)
 
無視と陰口。まぁ、女子に多く見られる行動です ^^;
 
今考えれば、アタシにも原因が有ったと感じるものでしたけど
 
(今思うと、こまっしゃくれた生意気な子供でしたから・・・^^;)
 
あの当時は、それも分からず理不尽な思いをしていたわけです。
 
まぁ、遠い記憶なので曖昧ですけど(笑)
 
いつの間にか・・・それも解消されて卒業したように思います。
 
 
 
ここまで書くと、被害者チックなアタシですけど
 
人生の中で、いじめに加担したことが無かったか?というと嘘になります。
 
自らは虐めていなくても、それが分かっていても手を差し伸べないことが
 
加担というのであれば、かなり多くの人が虐めをしていると言えるでしょう。
 
 
 
子供は残酷です。
 
 
 
小学生の頃、汚れたジャージを着ていて髪の毛がぼさぼさで
 
あまり清潔には見えない痩せた女の子がクラスに居ました。
 
今思えば、なにか家庭の事情が有ったのかもしれません。
 
でも、子供にはそんなこと分からないし関係ない。
 
男子からも女子からも無視され、暴力こそ無かったけど、からかわれ
 
毎日、下を向いていることが多かった彼女。
 
 
 
ある日。休み時間、廊下に立ち「走らないでくださ~い」と注意する
 
当番を一緒にしたときのこと。
 
男子が、なにかを言ってからかい始め、それが段々エスカレート。
 
彼女の中で、我慢の糸が切れたんでしょう。
 
油が染みた木造の廊下に崩れるように座り込み声を上げて泣き始めました。
 
大粒の涙が廊下に落ち・・・可哀そうだとは思い声をかけることはできても
 
手を差し伸べることはできなかったアタシが、そこに居たはずです。
 
その先のことや彼女の存在はアタシの記憶には残っていませんが・・・
 
多分、虐めの連鎖を恐れていたのは確かだと思います。
 
 
 
いじめられる子を庇ったり仲良くすると、一緒に虐められる。
 
集団心理の中の構図は、きっと今も昔も変わらないと思う。
 
虐めている子がいじめられる側になったり、また逆も。
 
身近な話で、誰でも当事者になり得てしまう虐めという問題。
 
 
 
綺麗ごとを言ってしまえば、正義の味方的に手を差し伸べて!だけど
 
その当事者の子供たちには、なかなかそんなことはできないでしょう。
 
だから、それを分かって、見つけて、注意して、手を差し伸べるのは大人の役目。
 
子供の喧嘩に大人は・・・なんて言ってる場合じゃない。
 
 
 
昔は、こんなに問題にならなかった。いじめは無かった・・・なんて言う?
 
虐めは昔からあった。
 
問題が無かったんじゃなくて、問題として認識しなかっただけ。
 
今と違うとしたら・・・私たちの頃は子供の数が半端なく多かったって事かしら?
 
小学校は1学年で300人近く居たし、中学校は1学年400人近く居たのかな。
 
グループが何個も有って、誰でもどこかに受け入れられていた背景もあるかも。
 
完全に孤立して、一人が集中攻撃されるケースが少なかったのかもしれない。
 
なんて、個人的には思ったりします。
 
 
 
実際には、社会に出てからも・・・実は存在してしまう虐め。
 
私の知っている限り、公務員も、会社員も・・・そして教員の間でも虐めはあります。
 
ある設計事務所に勤めたときには、経営者がターゲットを決めて攻撃して
 
そのターゲットが止めると、違う誰かにロックオン。なんてことも見てきました。
 
ただね。職場は悔しいし理不尽と思うかもしれないけど、本人の意思で逃げられる。
 
でも、学校は…なかなか本人の意思で逃げられるところでは無いんですね。
 
 
 
報復が怖くて、虐められていることを誰にも言えない。
 
親に心配をかけたくないから言わない。
 
先生に言っても力になってくれない。
 
信じがたいけど、先生も一緒になって虐めに参加しているケースもあるという。
 
先生が一緒になって1人の生徒の葬式ごっこをしていた学校があったなんて
 
考えられないし考えたくないけど、それが教育現場の現実だとしたら・・・
 
学校に行くことで死にたいと思うくらいまで追い詰められているとしたら
 
学校には行かなくて良い。
 
アタシはそう思います。
 
そして、生きて勉強して、人の痛みが分かる人に育ってほしいと思います。
 
 
 
虐めの連鎖が怖くて、見て見ぬふりをする周囲の子供たち。
 
アタシのように、後悔先に立たずのおばちゃんにならないように・・・
 
ちょっとだけ勇気を持って、ダメなことをダメと言って欲しいと思います。
 
 
 
教育現場でもそれぞれ苦労やしがらみが有るのだと思います。
 
きっと、熱意をもって教師を目指した人も多いはず。
 
それを発揮できない理由が有るのであれば、それを教育の場から発信して
 
自分たちが目指す人間教育のできる場を提起して欲しいと思います。
 
調査して分厚い報告書を作るだけじゃなく、省庁のご機嫌を伺うだけじゃなく
 
のど元過ぎれば・・・で見過ごすことなく、子供たちを導いて欲しいと思います。
 
 
 
虐めた人には何も残らないけど
 
虐められた経験は、人を思いやる心に変わります。
 
それは、とても大事なことです。
 
だから、死ぬことだけはしないで欲しい。
 
おばちゃんは、心からそう思うのでした。
 
 
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