あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

補償問題や二次災害

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おはようございます^^
 
昨日…現場で、ちょっとしたバトルをしてきたアタシです。
 
さて…
 
そんな業者からの是正及び責任を明確にする書面が
 
どのような形で出てくるのか…とても楽しみです(爆)
 
 
 
責任の所在…といえば、今回の大震災での補償問題。
 
今朝の報道バラエティー番組(?)で
 
地震で傾いたりした建物には、災害復興支援法の下、300万円の補償があるが
 
地割れしたり、崩れたりしている宅地には、災害復興支援法による補償は無い。
 
じゃぁ、どうするんだ?!ってことで、被害に遭った方へのインタビューで…
 
「国は国民を安全に住まわせる責任が有るので、補償が無いのは納得できない」
 
というようなことを言っていた方がいらっしゃいました。
 
 
 
本当に…そうなのでしょうか?
 
 
 
土地には、平坦なところも有れば、崖のようなところもある。
 
高台で景色の良いところも有れば、低くて雨水が溜まるようなところも有る。
 
高台が有れば、その高台の下にも土地が有り、規制が無い限り建物もある。
 
それこそ…山の中の土地も有れば、海辺の土地も…埋め立てた土地もある。
 
 
 
そして、それらには…その時々での人気や危険度
 
ブランドや利便性などによって決まる「地価」が有り
 
価格や条件などを納得して買っているはずです。
 
それを全て国のせいにするのでしょうか????
 
今までの災害では…どうなのでしょうかねぇ…。
 
 
 
また、番組の司会者は…建物や宅地の応急危険度判定に関して
 
判定するだけなんですか?!
 
…と、判定するなら補償しろ的な言い方をしていました。
 
 
 
応急危険度判定は、あくまでも余震による倒壊などの二次災害から
 
人命を守るために素早く行うものという認識をアタシはもっています。
 
そういう基礎的な知識を持たずに報道で煽るのは止めて頂きたい。
 
そう思っているのは、アタシだけではないはずですね。
 
 
 
先に書いた、「補償が無いのは納得できない」と言っていた被災者の方は
 
この判定による『危険と書かれた赤い紙』を貼られた建物で生活しているようです。
 
 
 
マスコミは、こういう方に「危険ですから避難場所を確保してください」と。
 
もし、避難場所の確保が難しい場合には、取材で得られた情報を使って
 
相談ができるところを斡旋するなり、そういう話はしないのでしょうか?
 
そういうところを報道するのがマスコミの仕事だと思うのですけどね…^^;
 
 
 
これから梅雨時期に入り、地盤が緩んで二次災害の危険が増します。
 
二次災害が起きないに越したことはないですが、起きてからでは遅いです。
 
あなたの命はひとつしかないのですから。
 

 
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