また痛ましいニュースが報道されていますね。
群馬での高齢者施設の火災で9人の方が命を落とされました。
参考:FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00151568.html
高齢者施設という実態があっても無届けでの営業所が全国で377ヶ所あるとのこと。
営業所だけに留まらず、放っておいた行政にも避難がでているようですが…
これって、もの凄く微妙なことだと思います。
こういう福祉施設での火災が多かったため、昨年、消防法の見直しが行われて
広い範囲で「スプリンクラー」の設置が義務付けられました。
現行で営業している施設にも義務が有るため、段階的な工事が必要となります。
ただ、施設によっては設備投資できないというところがある事も事実で…。
『有料施設』なのだから、お金は有るでしょう?とも思えますが…
有料とはいっても、高額な入所料をとっている施設も有れば、月々のわずかな
入所料と補助金で細々と成り立っている施設も存在しますから
『できないこと』が『悪』なのか?というと、大変難しい問題でも有ると思うのです。
ただ、中には補助金目当てに暴利な営業をしている施設が有るのも事実のようですが
資本主義であるゆえ、それを『悪』とも言い切れないのが現状。
これから、もっと高齢化社会となっていく現在
人の命の重さと利益の間で揺れ動く『介護(施設)の実態』がどうなっていくのか
一人一人が真剣に考え、取り組まなければいけないのかもしれませんね。