先日、『北海道災害時応急危険度判定士』の講習に行ってきました。
これは、大地震などの災害が起こったときに、被災地の建物が
安全であるか危険であるかを判定する活動をするための講習です。
5年前に講習を受けて認定されていて、今回はその更新となる講習でした。
( 5年前の記事→ http://it-begin.com/sakura/column_6.html )
基本的には、自分が住んでいる所以外で災害が起こったときに公的機関からの
依頼を請けてのボランティア活動となるようで、私はまだ経験が有りません ^^;
この活動は、あくまでも建物の危険度を判定するもので、資産価値や補修費用を
判断、提示をするものでは有りません。
避難場所や怪我人が収容される病院などの建物は安全を確認した上で使用
しなければならないので、そういう建物が最優先となり、その後、随時
住宅などの建物を判定していくことになります。
この作業がスムーズに進み、その住宅が安全で有ると判定されれば、住民の方が
早く家に帰ることができるので、避難生活のストレスや疲労を緩和できるのでは?
という期待ももてますね。
ただ、全国(近隣の都道府県)からのボランティアですから、依頼されて現地に
到着するまでは、かなりの時間がかかることが予想されるのも現状です。
ですから、やはり、一人一人が『減災』に勤めることも必要。
( 過去の記事→ http://it-begin.com/sakura/column_5.html )
家具が倒れるのを防ぐとか、避難場所を日頃から確認しておくとか…
最低限の水や食料、そして、寒いときに暖がとれるものを用意しておくとか…
そういうことを心がけることで、支援が届くまでの間を過ごすことができますね。
車に乗ったままでの「エコノミー症候群」などを防ぐためにも、こういった事を
日頃から準備して置くことが望ましいと考えます。
大地震が来るかも?!という報道が流れると、たちまち防災グッズが売れるよう
ですけど…それから、3年…5年と過ぎることで忘れがちになる部分でもあります。
皆さんは、日頃から何か気を付けている事がありますか?
ちなみに、私は…猫2匹、犬1匹…そして人間4人…皆がスムーズに避難できる
方法を考え中です…かなり難しそうですよ(笑)