最近、特に耳にする言葉「誰か（良い人）いない？」
これは、聞くところによって職人さんだったり、技術者だったり
事務職だったりと違いはありますけど、ズバリ「人材」です。
世の中、景気が良くなっているといいます。
確かに、求人倍率は右肩上がりで推移していますし
現に、色々な業界での人手不足は深刻です。
まぁ（良い人）というフルイがあるのは当然なのですが。
釧路のハローワーク求人（インターネット）を見ると
正社員819、パートアルバイト534、契約社員431
計1,799の求人があるようです（ダブっているのもあるようですが）
正社員の求人をざっとみてみると、介護職が多くみられますが
その他の求人も多くあり、年収としては300万円台かな？という
給与体制が多いようです。ボーナスが読めませんけど…^^;
参照：ハローワーク釧路求人
有効求人倍率が良くて、求人を出しても応募が無いから人手不足。
人手不足になるほど仕事があるから好景気…という話を
よく耳にしますけど…本当に「＝（イコール）」なんでしょうか。
2010年と2015年を比べると、総人口が6427人減っています。
男女比で言うと、男性の方が減っています。
生産年齢人口（グリーン）をみると、11,726人減っています。
まぁ、ここでいう生産年齢は15～64歳なので、実際のところは
濃いグリーンの部分とうことなのでしょうが…。
また、黄色い部分も実際は働いている方が多いので
実際の数字的には、少し違いが出てくるものと思います。
ただ、実際の人口減よりも働く世代の人口が減っているのは事実。
しかも、求人として求められるであろう人口（濃いグリーン）が
4,972人減っています。
そして、この中には子育て中の女性も含まれます。
なので、医療や介護などの仕事場が増えていることを考えると
そのままで「人手不足」になってしまう可能性が有ると思います。
そして、これだけ人口が減っているにもかかわらず
釧路の住宅着工戸数も数字的には多くなっていて
2017年1～8月では、701戸と前年度比138.3％だそうです。
ただし、8月だけでいうと47戸前年度比46.1％と微妙。
もしかすると、アパートマンションの戸数が大きく反映されて
いるのかもしれない？と感じるワタシですですが…
それにしても、なんだかアンバランスに見えて仕方ありません。
先述したハローワークによる給与体制も、今までよりは
上がったと言っても、年収を考えると300万円台が殆ど。
介護職に至っては正社員でも200万円台も多くみられます。
そんな中
物価は上昇していて食費などは目に見えて上がっています。
先日も、数年前に家を建てた施主と
「なんだか色んなものが高くなったよね～」と話したばかり。
そう考えると、日々の生活において、景気が上向いていることを
肌で感じている人たちが、釧路でどれくらいいるのでしょうか…。
選挙について色々目にして、そして考える機会があると
こういうことを悶々と思ってしまうワタシです。
あ、ワタシは経済の専門家では無いので～
思ったままを書いたことを、ご了承くださいね～^^;
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