あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

大岡裁き

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こんばんは。薄暗くなりつつある釧路です。
夕方、雨が降って涼しくなったけど
室温27℃の仕事場は湿度が高いせいか
なんだか、モワ~~~ンとした空気です^^;


さて、本日…父子の関係について共通判決がだされましたね。
YAHOOニュース
<DNA鑑定>法律上の父子関係取り消せず 最高裁が初判断

民法772条の「妻が結婚中に妊娠した子は夫の子と推定する」
という「嫡出推定」を優先したカタチとなったようです。

女性は離婚後6か月間は再婚できない。というのも、元夫の子供
を妊娠しているかもしれない推測を前提にしているものですね。
もし不倫をしていて子供ができ、離婚成立後300日以内に生まれたら
法律上は「原則」前の夫の子となるため、DNA鑑定などで調査し
調停などで元夫の子でないことを認めてもらう必要があります。
ここでは、DNA鑑定は有効なのですね。

そういえば以前、産院での取り違えがDNA鑑定により証明され
貧富の差から人生が狂ったと産院を訴えたのも有りましたね。
この場合もDNA鑑定は有効なものでした。


今回の判決は、先日、元ジャニーズのアイドルと女優のケースが
記憶に新しい…DNA鑑定で父親ではないことが分かった場合^^;
自分が父親では無かったと涙ながらに画面に出てた元アイドル?
を見るたびに、子供の気持ちはどうなん?と切なくなりました。

今回の裁判では、自分の子供では無いということが分かった上で
妻の不倫相手との子が生まれたときから、自分の子供として届出
数年間一緒にいた父親と、その不倫相手(現夫で子供の実父)が
本物なのだから元夫と子の父子関係を取り消したい母親の争い。

そして、父子関係を解消したくない元夫の勝訴が確定しました。
故にこの子は実父と一緒に暮らしながら法律上除籍しない限り
母の元夫の実子として戸籍に載り続けることになるわけです。

今までの歴史の中で証明されないが故に上手く行っていたことが
科学が進んで証明されてしまうことで
現行の法律が実態とそぐわないものになったのかもしれません。

まるで、子供の両手を引っ張り合うような争い。
痛かろうと手を放した方が本当の母親だという美しい心は
いったい、どこへ行ってしまったのでしょうね?

子供の心を一番に考えて欲しいなぁと思ってしまいます。
今、大岡越前守忠相がいたらどういう裁きをしたでしょうね?




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