あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

世界男女格差指数

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こんにちは。
雲っているけど比較的暖かい釧路です^^
事務所の気温23℃、ちょうど良い感じです。

ちょうど良い感じでも…やる気の神様は帰って来ない^^;
なので、少し真面目な記事を書いてみたいと思います。


最近知ったものなのですけど、世の中には
世界男女格差指数というものが存在し
The Global Gender Gap Report
(グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート)
のなかでレポートされているそうです。

これは、世界の各国の男女間の不均衡を示す指標で
スコアはランキングの形で示されているのですが…

2013年の発表では、日本は第105位。
参照記事:MEMORVA

教育、健康と生存については高スコアなのですけれど
経済活動への参加と機会、政治への関与では低スコア
特に政治への関与ではアジア最低のスコアなのかも。
ちなみに上位はやはり北欧の国が名を連ねています。

この数字を見ると、先だってのヤジ問題も頷けます。


私が初めて就職をしたのは1986年3月。
この前年に男女雇用機会均等法が制定(改正)されています。
とはいえ、まだ普通に女子というだけで初任給に差がある時代。
会社に入って女子社員が、まず覚えることは…給湯室の使い方。
数十人いる同じ課の社員のマイカップと好みを覚えること。
そして、10時と3時には、その日のお茶当番(女子限定)が
各デスクをまわり「今日は何を飲みますか?」と御用聞き^^;
お茶を用意して配る。それに要する時間…約30分以上。
その後、良きところでカップを下げて茶碗を洗う。
これが、女子社員の仕事のひとつ。
「コピーして~」「ワープロ打って~」は当たり前。

これ、今は大きく成長した東証1部上場企業の28年前の姿。
今では考えられないことですけど当たり前だった時代です。

その後、採用された設計事務所では
先生(所長)に朝お茶を入れたとき言われた
「ん~ぬるいな。好みを覚えるように」に
ブチギレて1日で辞めたことがあります(笑)

その後も、お茶は女子が淹れるものだ…という風潮はあったけど
そのうち歳も上になり、仕事も一人前にこなしていくと
後輩の男子所員がお茶を入れてくれるようになりました(笑)

ただ、やはり結婚と出産、育児となると両立できない場合が多く
暗黙のルールのように出産=退職が多いのも業界の事実。
実際、この仕事をされている女性の独身率、離婚率は多いもの。
もちろん、全てを両立して仕事をされている方もいます。
その場合は、多分、まわりにサポートが大きかったのでしょう。

一番難しいのは、子育てとの両立。
普段は保育所で預かって貰えば一定の仕事は続けられます。
ただ、熱を出したり怪我をしたり、インフルエンザ、水疱瘡
そんな自宅療養時が仕事との両立を妨げてしまうことが…。
そこをサポートする体制をつくって欲しいなぁと思いますし
そういうことに取り組む企業こそ優秀な人材が集まるのでは
ないかと考えます。お父さんの職場でもお母さんの職場でも
そういうシステムが有れば、または、市町村の病院で・・・
そういう子供たちを有償ででも一時預かりをしてくれれば
女性の就業率はかなり向上するのではないでしょうか~?

まぁ、あくまでも一例ですが、私が設計事務所を続けていけて
子育てをしながら仕事をしたいという所員がいたならば
身近で子育てができる環境を考え、整えるつもりです。
自分が恵まれなかった環境を整えるのも私たち世代の役目。
そう思う人が増えたら、もっと良い環境が生まれるでしょうね^^
そう思う今日この頃です。



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