家づくりを始め、建築について？と思うことが有ったら
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設計処櫻 山崎(一級建築士)が回答させて頂きます^^
先日、３か月前に引き渡しをしたお家の奥様から
システムキッチンのIHクッキングヒーターが不便
という相談がありました。
話を伺うと
お肉を強火で焼いていると、いきなり温度が下がって
ジュージュー焼けず、美味しく焼けなくて困っている
とのこと。
この奥様は以前のお住まいからIHクッキングヒーターを
使っているので、使い慣れていないわけではないはず。
ということは、原因は器具の方にある？と推測。
今回設置したIHは、日立の最新式のもの。
最近のIHは、センサーによる温度調整機能がついているので
その不具合が原因か？？と思ってメーカーと共に昨日訪問。
不具合を確かめるため、いつも使用しているフライパンに
少量の水を入れ、IHを強火にしてスイッチオン。
３分待っても期待する沸騰までは至らず…？？？？？？？
さて、IHクッキングヒーターの不具合なのか否か？！
色々と原因を探ったところ
実は、犯人は…
フライパンであることが判明！！(@_@)
このフライパン。
一般的な量販店で引越しの時に買ったものとのこと。
一応、IH対応には間違いないのですが…
なべ底が少しですがIH面から浮くように変形しています。
なので、なべ底全面が加熱されず温度が上がりづらい。
昔のIHなら、それでも良かったのでしょうけれど…
最近の機種は賢いため、温度が思うように上がらないことを
センサーが感知。異常と判断し温度を下げてしまうんです。
へぇ～～！と、IHを使っていないアタシ（笑）
なんでも、IH対応とはいえ品質に差があるらしく
メーカーでは「SGマーク」のついた製品を推奨。
SGマーク：参照 一般財団法人製品安全協会
異常と判断する保護機能がついていないIHだと
一生懸命熱くするために頑張るのでしょうけれど
その分、余計な熱量（電力）が必要になっている
のだと思われますから、勿体ないですね～^^;
お手持ちのなべ底を見てみてください。
このマークがついているか？
（ティファールなど輸入商品にはついていません）
ついて無くても、平らであるか？
再度確認してみると良いかもしれませんね。
IHで使える鍋：参照 日立のページ
まぁ、確かに…フライパンってすぐに汚れてしまうので
取り換えるサイクルが早い方も多いと思いますから
アタシもですけど、できるだけ安いものを買っちゃう
傾向にあるのかもですからね～気を付けましょう^^;
その他、メニュー機能をうまく使って調理をすると
節電効果もあるようですから
お手持ちの取扱説明書を再度読んでみることを
お勧めいたします！！ ^^
