さっきから、雪がチラついている釧路です ^^
いや~本日は、やる気の神様が影も形も見えなくて(笑)
YAHOOニュースなどを見ていたら、気になる記事。
内容としては、耐震強度偽装事件で、解体・補修工事をしなければならなくなった
ホテルの経営会社らが、確認申請・検査業務を怠ったとして行政(愛知県・京都府)を
訴えていた裁判で、どちらも行政の責任を認めず上告を棄却し、行政側勝訴が確定。
このような裁判は、全国で十数件起きているそうですが、いずれも行政が勝訴。
建築物の安全性は一次的には建築士が確保すべきだ。
ということで、全ての責任は【設計及び監理をしている建築士】にあるということですね。
これ、民間の検査機関だったらどうなの?って思うところだけど
行政のそれと同等ということで、やはり訴えた施主側が敗訴しているようです。
なんだかね。
そんなもんなんですよね。
勿論!偽装した建築士が一番間違っているし、悪いです。
被害者の方から見たら、納得できないような判決かもしれませんが。
でも、こうやって、立場も資格も守られる建築職の公務員や会社員たち。
彼らも、一級建築士だったり建築基準適合判定資格者だったりします。
だったら、もうちょっと・・・責任を科しても良いような気がしますけどね ^^;
木造住宅の建築で、営業や建築主から良く聴く言葉。
『ちゃんと確認申請が下りて検査しているから大丈夫でしょ』
でも、それが大丈夫じゃなくて大事になって大損したのが↑の事件ですよ?
木造だから、小さい建物だから、たかが住宅だから
なんて思わないでください。
されど木造。されど住宅。
多くの人は35年もローンを組んで建てるんです。
信頼できる建築士に、まずは相談してみませんか?