あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

被災地を訪れて・・・。(長文)

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昨日、朝の番組で紹介されていたのですが。
 
 
 
語り部が語ってくれる震災体験を聞きながら被災地を
 
回る体験が組み込まれたツアーが有るのだそうです。
 
アタシも今回宮城に行って、団長さんに案内をして頂き
 
美味しいものを食べ、観て
 
そして、被災地を見て色々と話も聞かせて頂きました。
 
 
 
こういうことを
 
「興味本位の物見遊山にでかけるくらいなら、被災地にそのお金を送りなさい」
 
と言う方も多く、見に行きたいけど行けない方も多いのではないでしょうか。
 
確かに、震災直後、まだ行方不明者を探しながらの避難生活をされていて
 
「現在」を生きていた被災者の方の口からは、他県から来て写真を撮っている
 
人達に対しての苦言が多く聞かれたのも事実でしたし、あれは非常識でした。
 
 
 
 
でも、あれから1年。
 
多くのボランティアが入り片付いてきてはいますが、未だ進まぬガレキ処理。
 
解体も進まず、1年以上経った今でも残っている被災した建物。
 
そういった津波被害が大きかった地域と、そうでない内陸部の大きなギャップ。
 
TVのワイドショーでも、話題は首都圏直下型地震が起きたとき!に変化して
 
騒がれているのは、福島原発では無く大飯原発の再開や泊原発の休止…。
 
原発反対派の方々は、被災地付近で収穫された食物は危険!と言ってたり
 
中には、そんな放射線の多い被災地に住んでる人の気がしれない…などと
 
被災地に住む方々の気持ちを無視した言葉を平気で吐いている人も居たり。
 
そういう情報を見聞きしている被災地の方々の気持ちは計り知れないもの。
 
どんなにつらいか・・・。
 
 
 
 
そして・・・そういう被災地の情報は、どんどんと少なくなってしまう現状。
 
報道では、正確な情報が私たちには伝わっていないかもしれない現実。
 
それでも、きっと徐々に復興し、海の見えない堤防ができて街ができる。
 
その未来が明るくなっていることを望むけど、震災を風化させてはいけない。
 
 
 
 
だから、今。
 
自分の目で見て、耳で聞いて、自分の肌で感じて判断することが大事。
 
アタシはそう思います。
 
 
 
 
きっとね。
 
被災地に行っても自分は何もできないから…と思う人が多いと思う。
 
アタシもその一人。 個人でできることは、ほんのひとつまみのこと。
 
それでも、観光に行ってお金を使えば、その分、被災地が潤います。
 
今回の震災での経験から防災(減災)を取り入れることができたら…
 
それは、残念にも震災で亡くなった方たちの死を無駄にしないこと。
 
少しでも建築をかじった人間が見ると、なぜ?がいっぱいあります。
 
その「なぜ?」を形にできれば、少しでも地域の防災に役立つかも。
 
 
 
不謹慎かもしれないけれど
 
色んな立場で、色んな見方で観て考えることができるチャンスです。
 
それを被災地で生かすも良し、自分の住む地域で生かすのも良し。
 
だから、一度・・・被災地に行ってみてください。
 
美味しいものを食べて、楽しい時間を過ごして・・・
 
そして、被災地の空気を肌で感じてみてください。
 
少なからず、TVで観て感じるそれとは違うはずです。
 
 
 
※今回の記事については、本当に賛否両論があると思います。
ここに書いたことは、あくまでもアタシの気持ちですので・・・
反論にて被災地を非難したりすることの無いようお願いします。
 
 
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