さて・・・もう5日も前の話ですが ^^;
宮城県の最終日。
飛行機の時間は13時20分!あぁ・・・時間が無いTT
ということで、朝、目が覚めてホテルでの朝食。
やっぱり、パンもごはんも外せませんね(笑)
その後、団長さんが連れて行ってくれたところは
建築家 伊東豊雄さんが設計した建物で、コンセプトもそうですが構造も興味深い^^
ほぉ~!と思ったのは、早い時間もあってか、高齢者の方が多く利用されていること。
通りの景色は街路樹もあり、表参道のような雰囲気も醸し出す中
表参道なら、こういう風に高齢者が普段使いのように座っている風景は無いし・・・
釧路だと、逆に高齢者の利用どころか、平日の早い時間は誰もいないでしょう^^;
こういう、幅広い年齢層が普段使いで利用できる公共の施設って良いですよね♪
ここのショップで面白いものを購入^^
それは、またいつかご紹介しますね。
さて、時間が無い。早々に建物を後にして松島に向かいます。
そこで、食べたのは・・・焼ウニ ^^
松島は、先日も書いたように、島々が緩衝してくれたおかげで津波の被害が無かったところ。
このお店も、海から6mくらいの場所でしたけど、普通に営業してました。
時間が有ったら、日本酒に・・・焼エビやつぶの串焼きなど・・・(涎)
と、名残惜しいですが、とっとと次。奥松島へ移動です。
ほんの数十分、山を抜けて走っただけ。
その風景に、言葉がでません。
津波による泥はすべて片付けられています。
でも、硬化したヘドロのせいか、ところどころ水が引いていなかったりします。
基礎だけが綺麗に残っている住宅跡や、跡形も無くなっているガソリンスタンド。
解体が進まない建物はそのまま、津波の威力を私たちに伝えてきます。
駅と線路は、内陸部に移動になるそうです。
このダンプの行く先は、がれき置場。
近くまで行けなかったので、どれほどのものか分かりませんが
重機の大きさからみるとかなりの山積み状態です。
処理が進むという内容が書かれてありました。でも、それでもまだ足りないでしょう。
石巻の被災地の様子もご覧になっていただければと思います。
最後に・・・奥松島の松原。
津波の後、ここで多くのご遺体が見つかったのだそうです。
DNA鑑定などをやっても、まだまだ行方不明者がいるのだそうです。
色々な後悔が有ったり、それぞれの思いのある中
それでも、前を向いて復興に頑張っている皆さんのパワーは凄い。
内陸部と海岸線の被災や生活のギャップに驚きながらも
支援なんて大きなことはできないかもしれないけど
応援したい!と改めて思った宮城訪問最終日でした。
今回、宮城で観たこと聴いたことを自分なりに考え
建築士として何を伝えられるか、なにができるか。
それは、またおいおい・・・^^;
ランチをご馳走する予定でしたがタイムアウト TT
空港に降ろして頂き、間に合った帰りの飛行機。