こんにちは。
今日もスッキリとした秋晴れの釧路です 
忙しさは変わらない櫻ですが…書かずにはいられないことがあり
長文ではありますが、しばし綴らせてください。
とある…施工業者さんから聞いた話。
まずは、釧路の工務店Ａ社から今年春先に引き渡しを受けた住宅。
注文住宅で約40坪、約2600万円だったそうなのですけど…
どうやら、仕上がりから金銭的なことまでクレームの嵐なんだとか。
お施主さんから聞いた話、一方通行なので判断が難しいのですけど
それにしても、内容的には『なんで今更？』というものばかり…。
中でも、金銭的に大きなものとしては…
外構工事が本工事に含まれていると説明を受けて全額支払った施主。
それに対して、それは別途工事です！と、工事をしない施工会社 
請負契約書は『一式工事』になっているため、明細は不明らしく…
間に入る第三者も居ないので、言った言わないという話になってる状態。
こうなったら水掛け論。証拠が無い為、どうにも解決しようが有りません。
極めつけは…施主が受け取った領収証が施工会社の名前じゃない営業個人名？
で、10年保証については…何も聞かされて無く、どうなっているのかも不明だと。
で、施主曰く…あーだこーだ揉めた後の、その会社の営業の捨て台詞が
『ただですむと思うなよ』 
これ、施主からそういう相談をされた業者の人がアタシに話した内容です。
そして…今日、違う施工会社にも同じようなトラブルが有ることを聞きました。
内容としては、やってくれるって言ったことをやってくれない。と同様です。
こういうトラブルの話は、実はよく聞く話です。
ただ、これは…あくまでもお施主さん側からの一方的な話を聞いたことなので
真相は分からない部分が有るかと思います。
この業界では、確かに…普通とは思えないクレーマーなお客さんも居ますし
違う内容の話が、どんどんと膨れて伝わってしまうということも有りますし。
ただ…火の無いところに煙は立たず…
どこかに何らかの原因が有るはずなんですね。
私も２５年ほど建築業界にいますから、過去にトラブルになったことも有りました。
こちらに非が有る場合は勿論、そうでない場合でも言葉の受け取り方の問題や
説明不足や勘違い…または、その他の事が原因になって起こってしまうトラブル。
その多くの場合は、第三者の立ち合いが無いという事が解決を困難にしていると感じます。
施主にもう少し知識が有って…設計者や施工会社にもう少し良心と注意力が有れば
避けられたであろう、施主が泣き寝入りしなければならないトラブル。
こんな話を聞くたびに…なんだか胸が締め付けられる思いがします。
そんなトラブルを回避するために、家づくりは時間をかけてゆっくりと
施主力をＵＰさせながら楽しんで頂けたらと、私は心から思います。
