あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

施主からの相談で思うこと①

今日も暗くなりました。

でも、日に日に日が長くなってきていますね~^^



そんな先日。

設計監理を依頼されている工務店の施主から電話で

窓が結露するんです…と、相談の電話が…。



窓は断熱樹脂サッシなので、多少のことでは結露は無いはず。

ただし、室内の湿度が高い場合や、気温差がとても大きい場合には

結露することが考えられます。



そのような事を説明して、聞いたことを工務店に連絡することを

約束して電話を切り、即、工務店に連絡をしました。



ここでは、やはり…施主の言うことと工務店の言うことに若干の

違いがあるわけですよね。見る方向が違いますから…。

それを双方に良いように、纏めることができれば良いのですが。



私の場合、工務店からの依頼であっても、プランニング時には

施主と直接会う場合もありますから、たまに工務店を飛び越えて

こういう類の相談(クレーム?)がくることが有ります。



これって…責任を持って対処できる範囲は限られてしまうのが現状。

工務店からの依頼の場合、その工務店のもつ仕様や製品で建てるわけで…。

いえ、私も、法的な監理は、もちろんしますし、ある程度の商品管理も

する訳ですが、違法な事を除いて、それ以上の性能までは責任を持てない

という部分も実際には有るわけです。



例えば…法的に最小限度必要な性能と、もっと付加価値をつける性能では

大きな違いが有りますし、それにかかるコストも大きく違ってきます。

建築費用と製品、仕様の説明を、どのように施主に話しているのか…

そこら辺まで入り込めない、工務店依頼物件 ^^;

それが最近、私の中で、とても大きな疑問になっているのが事実なんです。



中には、過去に「引渡しを受けたけど、○○について説明を受けていない」

「普通は説明するものなんじゃないか?どう思います?」という相談が有ったり…。



中には、「IHヒーターの修理を頼んだんだけど、まだ来ないのよ」

工務店の社長に電話をしたんだけど繫がらないから、お願いします」とか^^;


いえ、信頼されて連絡をくれるのは、私としては、とても嬉しいんですよ。

多分、そういうのを言いやすいオーラが有るんだと思うんです。私…(笑)

でも、工務店依頼物件で、私から見た依頼主は…実は工務店なんですよね^^;



その矛盾に、ここのところ、ずっと悩んできたわけです。

だから、お付き合いを断った施工会社が有ったりするわけなんですけど

ここにきて、もっと大きな矛盾を感じるような出来事も…TT



建築基準法建築士法の改正で、責任が重くなった建築士にとって

本当に、このままで良いのだろうか?

それも含めて…大きな矛盾点を、次回UPしたいと思います ^^;



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