おはようございます♪
今日も朝から快晴の釧路…気温は多分10℃くらい。
清々しい朝ですよ~^^
そんな清々しい朝を迎えてなんですけど…
一級も二級も含めて『建築士』っていったい何ぞや?
という事が、悶々と頭をよぎる時がたまに有ります^^;
建築士って、皆さんもご存知のように国家試験で取得する資格です。
けっこう勉強しないと取得できません。
まぁ…運も有りますけど(笑)
で、結構な数の有資格者がいて、名刺にも書かれてあったりしますね。
んじゃ、実際に「実務としての利用」をしてる人がどれだけ居るんだろ?
って感じる今日この頃なんです。
女性では、資格は持ってるけど、子育てするから専業主婦♪って人も
少なくないので、これは別として…。
実際には資格を持ってるだけなのに、法的なことも理解していないのに
『建築士です!』と言って仕事をしている人が、どれだけ居るんだろう?
名義だけを貸しているような人は、どれだけ居るんだろう?
っていうことに疑問があるんですよね。
ここで、ちょっとあさごパン休憩(笑)
ミルキ~はママのあじ~♪
私が書くと「それって、どうなの?」って思うかもしれませんが…
実際に、こういう『有ってはならない事』が有るのも事実のようで。
だって、ちょっと考えてみてください。
資格も持たない人が営業としてお客さまと打合せをして決めた間取り。
自分の家を設計監理した建築士と一度も有ったことなく引渡しを受ける
施主が、どれだけ多く存在することでしょう?
確認申請が降りてるから、完了検査が通っているから、大丈夫。
いえいえ、そうではないんですよ?
木造住宅に関しての確認申請は「建築士に一任して合法である事を前提」
としての審査(検査)しか行なわれないので、細かなところまでは対象と
しない…というものなんですよ。
んじゃ、10年保証の保証書が有るから大丈夫。
いえいえ、保険の義務化となってしまった今、保険をかける工務店が客に
なってしまっている感じで、本来なら起こり得ない瑕疵担保責任の部分に
ついての保証のみなので、全てにおいての保証というわけでは有りません。
…とは言え、この顔も見えない建築士としての仕事もしないと、生計が
成り立たない事務所が多いのも事実。
私も、工務店直接の仕事を請け負っています。
ただね、私の場合は、合法な建物にする為に、工務店に協力を頂いていて
プランニングの段階から、できることできないことの判断をさせてもらい
最終的にお客さんに提案するものは、私が作ることになっています。
まぁ、報酬の上乗せも無く…サービス的な感じでやってますけど…TT
ということを進めるためには、ここまでやらなければ難しいのです。
ただ、全ての建築士が、そうしているかどうかは疑問です。
施主や建築士の地位を守るためには必要なことかもしれません。
でも…でもさ。
責任を重くするなら、報酬の額も法律で決めてくれ~!と思っているのは
私だけではないはず…そう、絶対にみんなが思っているはず(笑)
一応、建築士法で「新しい目安」は出てきたけど…田舎じゃ通用しないのよ^^;
そんな建築士の諸事情。
施主である、あなたはに分かって頂けたらと思います。