あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

住み継ぐか…住み替えるか…

今日は釧路も天気が回復し、過ごしやすい1日でした^^

でも、私は1日中事務所に篭ってPCとニラメッコ(笑)

こうやって毎日が過ぎていくと…気がついたときには…(恐)



さて、ブログタイトル「住み継ぐか、住み替えるか」

久々の「コミュニティー書庫」です ^^;


昨今、お国が薦める「超長期優良住宅」

北海道では先導的モデル事業「北方型ECO住宅」も数棟建った模様です^^

さて、この超長期優良住宅。

「超がつくほど長期間の間、快適に住むことのできる優良な住宅」

というもので、耐震性、維持管理のしやすさ、断熱性能、劣化対策などの面で

優れた設計施工がされており、別名200年住宅と言われています。




200年住宅…まぁ、200年建ってるかどうかは別として…(笑)




この住宅、さすが国が進めている事業だけあって、税金面もさることながら

実にローン金利も優遇されちゃってたりします。

で…超長期優良住宅に限り、民間金融機関と住宅金融支援機構の提携により

返済期間50年というフラット50というローンも登場しました ^^;

詳しくは調べていませんが、その中に「売買」が行なわれる場合、そのローンを

そのまま買主が引き継ぐことが可能…ということもあるようです。

まぁ、色々と制約は有るようですけど…凄いですよね。




でも、ここのところ昔のように土地や建物に資産価値が有るか?というと

とても微妙になったように感じます。

確かに、ECOの観点から考えても、破壊と創造を繰り返すよりは

優れた住宅を補修しながら住み継いでいく方が良いとは思います。

でも、釧路のような地方都市(都市?^^;)だと、若年層の流出が多くて

年々人口が減っていますし、そうなると、親世代が住宅を建てたとしても

そこに住み継いでいける人は、一部に限られてしまうように感じます。




となると「住み替える」という、もう一つの「家の持ち方」が必要かも?

結婚したて、子供が生まれて子育て期間、子供が独立した時、夫婦二人の生活

などなど、生活のスタイルが変化すると、快適な空間も変化すると思います。

それに合わせて住み替えるとなると、今までは「賃貸」という発想でした。

でも、超長期優良住宅という『優良な住宅の証』が有るのであれば…

ローン残高が引き継がれていくのであれば…

もしかすると『住宅のリース』という発想も可能になるのかな?

なんて考えもあるのですけど、どうなんでしょうね?



まぁ、不動産は、立地条件や築年数などによって売買金額が変わってしまうので

簡単なことでは無いとは思いますけど…

でも、華美なものを除いては建物の仕様は一律(に近い)と考えられますし…

そういう住宅の在り方も面白いんじゃないかな?と思います。



あなたなら…どういう「家の持ち方」を選ぶのでしょうか?^^

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