今日もおはようございます ^^
全国版のニュースで報道されているかどうか判りませんけど…
釧路の住宅街にヒグマが出没したらしい。
へぇ~!北海道って住宅地にヒグマが出るんだ~!
って多くの人が思ったでしょうけれど…
実は、地元でも『ビックリなこと』なんですよ(笑)
住宅街にキタキツネや…百歩譲ってエゾシカがでてくる事は有りますけど
ヒグマは普通じゃ考えられない ^^;
確かに、知床半島の羅臼などでは、民家を襲ったヒグマ事件も有ったけど
釧路…しかも住宅街にヒグマっていうのは、とても珍しいことです。
釧路も田舎なりに開発が進み、20年前には牧草地だったところが
大型ショッピングセンターを含む新興住宅街になっていたり…
湿地だったところが埋め立てられて住宅地となっていたりします。
生息地が少なくなっていくと同時に、天然記念物として保護されたエゾシカが増えて
増えたエゾシカの生息地が住宅街の付近まで広がってしまい
そのエゾシカを追ってヒグマも住宅地に近づいてきているのでしょうか…。
北極グマの生息地では、やはり餌不足から民家のゴミをあさるため
町に北極グマが出没する…ということをTVで観たことがあります。
どちらも…人間が彼らの生息地に入り込んだことが原因のひとつなのでしょうね。
なのに「クマが住宅地にでた~!」って大騒ぎするんですよ…変ですよね?^^;
で、殺されたり、捕獲されるのは…人間ではないわけで。
これって、どうなんだろう?
善悪では片付けられない、何というか…言葉では表せないもどかしさ ^^;
うまく共存する方法を見出すことが早急に必要なのだと思う。
これは、ヒグマだけではなくて、様々な動植物に言えること。
それでも、未だに、山を切り開いて、温泉を掘って…
別荘地だのなんだのっていう開発が進められている現状。
また、そういう事によって、少なからず生きる糧を与えられている私たち。
矛盾を感じながら、また日々を過ごすことになりそうです。
ちなみに…私、一度もヒグマに遭遇したことがありません ^^;
トータル30年以上も釧路に住んでいるんですけどねぇ(笑)