今朝の情報番組。シリアルに牛乳をた~っぷりかけて食べながら見ていると…
というニュース。「こんなマスク、ダメですよ」は国会での野党の言葉。
「ダメ」なのは今に始まったことじゃないので置いておいて(笑)
クレームに対しての検品って、普通「納入業者がやるもの」じゃないのかしら?ましてや不良品が1割にも及ぶとは品質管理上どうなの?というレベルかと。
稀に「ノンクレーム」が条件の売買契約もありますけれど…もし仮に税金を投入した商品に対して、そういう契約だとしたら…それこそあり得ないことかと。
厚生大臣は「国が検品することで国民に安心して頂く」と仰ってますけど、こんなカタチの中、マスクに関しては「国」への信用も安心も無いと思うので、そんなことに税金を使わないで欲しい。業者に負担してもらってください。と思ってしまいます。
そしてもう一つ。
マイナンバーカードを用いたオンライン申請にも問題があったようで…。
パスワードを忘れた…パスワードロックの解除などの問い合わせで、来所者が多くなり役所が「密」になってしまっているという現状らしい。そりゃそうだ。普段使うことのないカードの暗証番号なんて忘れてしまっている確率高しです^^;
また、元々のシステムの脆弱性も有るらしく、1人が何度でも申請できてしまうということもあり、役所の人間が確認作業に労力をとられているとのこと。
元来、密の状況を作らないために作ったシステムだったはずなのに、ホント残念。
非常時ですから、システムを作り運用するまでの期間が短かったりで構築はかなり大変だったと思いますが、これ、やっぱり業者委託なのかしら?だとしたら、それも責任は納入業者にあるので、そちらで対処するべきことのような…どうなんでしょうね。
特別定額給付金の申請は郵送が無難なのかもしれません。
ただ、その申請書も(うちは未だ届いていませんが)字が小さかったりするらしく、高齢者世帯ではちょっと大変かもしれません。
申請書記載例:http://www.town.kushiro.lg.jp/data/205008120518/02.pdf
記載間違いや添付書類不足が生じないことを祈ってますけれど…この申請書だと、有るかもしれませんねぇ。う~~~ん。
マスクにしても、特別定額給付金にしても…国民はどう思うのか?どういうメリットがあって、デメリットがあるのか?それらに対するリスクはどれほどのものか?などに対する想像力が不足していることが結果に表れているような気がします。
国民と言っても老若男女さまざまですから、一律というものでは無いと思いますけれど、少なくとも困るであろう人(こと)を想像して考えることは必要ですよね。
ワタシの仕事は、半分以上「想像力」の上に成り立っています。施主の話を聞きながら、その生活を想像することから始まり、それを膨らませて図面を書き、「こうしたら喜ばれるかな」「こうやったら便利かな」「こうやったら美しいかな」と…現実となる空間を造っていきます。この想像力は、色んな業種や普通の生活の中でも、もちろん必要なものだし、それは対人への思いやりとしても現れるものだと思います。
想像力が無いということは、思いやりが無いということに通じるのかもしれません。あ、そうか。だから…反感を買う政策が多いんだ?と、今思った(笑)
非常時と言える現在ですから、多少の不備や無駄ややり直しは仕方が無いと思います。急ぎの仕事には無い事ではありません。
でもなんだか…やることやることが、こう突っ込みどころ満載だと、ホントに大丈夫なのか?と思ってしまいます。もうちょっと想像力豊かに考えて欲しいですね。
← ランキングに参加しています。
にほんブログ村 どうぞよろしくお願いします(^^)/