想像してみてください。
「あいつはコロナだから1年は会わない」と言われることを。
「あの家はコロナだからもう付き合わないでおこう」と噂されることを。
「あの子の家族はコロナだから、もう学校に来るな」と言われることを。
実際に、こういう言葉を投げかけられている人たちも居るらしく、俗に「コロナいじめ」と言われているようです。
驚くのは、感染者にだけではなく医療従事者や病院関係者、介護をされている方、保育や教育に携わる人たちに対しても、このような対応をする人たちが居るということです。
想像してみてください。
それが、明日のあなたへの一言かもしれないということを。
既に、新型コロナウイルスはインフルエンザのように「誰でもかかりうる感染症」だとワタシは感じていて、無症状感染者はすぐそばに居ると考えて行動することが大切なのだと思っています。
だから、感染リスクが高くなる3密を避けるために外出自粛や休業が要請されているのでしょうし、手洗いやアルコール消毒、マスクの着用が推奨されているのでしょう。
そういうことに気を付けていても、気を付けていない人が近づくことで感染してしまうこともあるでしょう。だから、みんな、一人一人が気を付けなくてはいけません。
医療従事者の方々は感染リスクの高い中、まさに命がけで仕事をされています。そして、きっと自分が感染源にならないようにとても努力をされていると思います。
そういう方々には心から感謝と敬意を表します。避けられたりイジメにあったりするなんて考えられません。
どんなに頑張って予防していても、感染してしまうこともあるでしょう。
身体が辛い中、心も辛くなるような言葉を投げかけられる不条理…そんなことが許されて良いのでしょうか。コロナいじめはあってはならないことだと思います。
しかし一方では。
湘南の海岸が人であふれてたり
熱など発症している状態なのに公共交通機関で他所に移動する人がいたり
感染リスクが高いであろうパチンコ屋に行く人がいたり
マスクをしないで平気で歩いている人がいたり
スーパーの特売品に群がる人がいたり
医療現場では無いところで感染している医者や医学生がいたり
PCR検査の結果待ちなのを隠して、病院で一般受診する人がいたり
小人数だから良いだろう…と内緒で集まっている人がいたり
「あなたたちは、おばかちんなの?」
と、言ってやりたい気持ちはワタシにも有ります。
イジメはいけないこと…と知りつつ、こういう状況が続くと人の心はイライラ・ギスギスしてしまいます。だから、感染することで、今まで良好だった人間関係が崩れてしまうこともあるかもしれません。逆に絆が強まることもあるのだと思います。
想像してみてください。
あなたがコロナに罹ることで、あなたや家族が言われるであろう一言を。
あなたの家族が苦しくて辛い孤独な治療を受けなければならないことを。
あなたの大切な人と二度と会えなくなってしまうかもしれないことを。
そうならない為に、今、ワタシたち一人一人ができる唯一の行動。
それが、できるだけ外出しないこと。人と会わないこと。
そして、マスクと手洗い、消毒をすること。
栄養あるものを食べ、良く寝て、できるだけ笑って免疫力を高めること。
来年のお花見は桜の下でできるように願いながら頑張りましょう!
コロナに負けるな!
← ランキングに参加しています。
にほんブログ村 どうぞよろしくお願いします(^^)/