あなた本意の家づくり

釧路の設計事務所、一級建築士事務所 設計処櫻のブログ

危険回避と危機管理~そしてご褒美♪

先日、市役所の手動のガラスの両開きドアから出ていく4人家族の後ろを歩いていました。お父さんとお兄ちゃんが先に、その後にお母さんと3歳くらいの女の子。何かを話しながら歩いているのだけれど、お母さんの後ろ手に引かれた女の子が閉まりかけの反対側のドアにぶつかりそうになって、思わず後ろにいたワタシはドアを手で止めたのだけれど…お母さんは気づかなかったようで、それにビックリ…見ていないの?Σ(・ω・ノ)ノ!

たまにですけれど、スーパーや路上、エレベータやエスカレーターでこういうハッとする危険な場面に遭遇します。

そして、先日聞いた話ですけれど、ある住宅営業の人が「今の家で困ったことがあったら教えてください」と聞いたとき、母親から「子供がスマホを見ながら歩いていて壁にぶつかることが困ってます」との返事が普通に返ってきたそうです。

なんだろう…普通なら、スマホを見ながら歩かないように子供を諭すことが普通だと思うのだけれど、壁のない家が理想なのだろうか。というか、危ないから路上では勘弁ですよね。

 

住宅を建てようとするご家族の多くはお子さんが小さいことが多いです。

なので、できるだけ安全な設計をすることが望まれてきました。ですから、家の中に段差を作らず、なるべく角も無く、できることなら床や壁もクッション性のあるもので…という家が少なくありません。大人が家の中から危険を取り除くという危機管理をした結果です。

そういう中で育った今の若い世代は「ドアに手を挟んだら痛い」「角に足の小指をぶつけたら痛い」「段差で躓いたら転んで痛い」「角に頭をぶつけたら痛い」…「だから、気を付けよう」という意識が薄いのかもしれません。(もちろん、スポーツなどでの経験はあるのでしょうから、一般の生活の上でという事です。)

そうやって過度な危機管理をしてきた(されてきた)中で、子供たちの危険回避能力が無くなってきているのかもしれない…と、最近とても感じるワタシです。

子供は小さな怪我をしながら危ないことを学ぶもの、だから、子供の傷は治りが早い…と、聴いたことがあります。

もちろん、身体にハンディキャップのある方や高齢者にはバリアフリーが必要ですし、そうすることが当然です。また、大きな危険が潜んでいる住まいは論外。ですけれど、これから社会に出ようとする子供たちにとって、遊び心のあるちょっとだけ注意しなければならないところを残した住まいも良いのかもしれませんね。

 

突然ですが~~~~じゃじゃ~ん(笑)

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今年も頑張りました!のご褒美に自分で買った電気圧力鍋(笑)

最近は、圧力鍋にお世話になる頻度が高かったのですけど、タイマーが使えるコレがずっと欲しかったので、クリスマスに購入♪ 只今、肉じゃがを無水調理中~

さて、出来上がりはいかにっ?!( *´艸`)

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