こういうアパートというか暮らし方も良いなぁ~と思うのは
今、テレビ朝日で放送している「セミオトコ」に出てくるアパート。
「うつせみ荘」
こんな感じの古い建物でのロケのようです。
ロケ地は、東京大学生態調和農学機構の建物。
内部はセットなのでしょうけれど…こんな感じ。
全体的に青でまとめられたインテリア(まぁ、セミオトコ=夏なので、青なのかも)ですけれど、不思議と温かさが伝わってくるような感じがします。
でも、その温かさは、このドラマのストーリーによるものかもしれません。
色々な事情や感情を抱いて移り住んできた住人たちと、ちょっと不思議な大家さん。そして、人間の姿で現れた実は7日間しか生きられないセミのセミオ。そのセミオの存在がいつしか周りの人間の心を豊かに溶かしていく…そんなドラマです。
今の言葉で言えば…シェアハウス。昔で言う間借りのようなアパート。各部屋にキッチンはついているけれど、写真のリビングダイニングでみんなが一緒にごはんを食べたりします。(お風呂やトイレがどうなっているのかは未確認(笑))
年齢も職業も性別も…そういう垣根を飛び越えて(節度を保った)交流をもてる住まいって、これからの時代、とても必要なものになるかも?と私は思っています。
本来なら、それは家族や親せきなどで賄ってきたものなのでしょうけれど…今はそれが若干煩わしくもあり、希薄になってしまっています。もちろん、学校や就職のために生まれた地域から出ていかなければならないという人も多いでしょう。
移り住んだ人、残された人…高齢者、若者…その人たちが独りで追い込まれないような住まい(システム)をうまく作れたらなぁ…と思います。
このドラマの中で、コミュニケーション障害で人とうまく関わることができなくて「自分が死んでも何も変わらない」と思ってた由香が、セミオに一番最初にしたお願いは「生きてていいんだよ。って言って優しく抱きしめてほしい」でした。そして、その願いを叶えたセミオ。ここ…泣けました。
人生長く生きていれば、一度くらい
「生きてていいんだよ。」や「そのままで良いんだよ」や「大丈夫」
って言ってほしい時があるはず。
あ、抱きしめてもらうのも重要か…(笑)
少し弱った時に、少し話を聞いてくれる人がいる。
そんな話をリラックスして言い合える聴き合える居場所を作れたら
そしてそれが素敵な空間だったら、最高なのかもしれませんね~!
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